2002/04/17

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

先週末、会社帰りトボトボと歩いていると、女性数人の弾んだ声が聞こえてきました。車に乗ってどこかへ行く様子。
楽しそうでいいね、と思いながらその脇を通り過ぎようとしたところ、車の中から見覚えのある人が、こちらを見ています。
あ、友人のお嫁さんだよ。
ペコ、と挨拶すると彼女はあろうことか、僕の方を指さして笑ってました・・・ナ、ナンダヨ!?(;´д⊂)ウワァン

今日突然以上の出来事を思い出し、抗議すると「なんとなく笑っちゃった」とのこと。はぁ。
つーか失礼だろ、マジで(笑)

小説ネタ多いですが書けるときに書く方向で。今日は村上春樹様です。
短編集、訳本、絵本、エッセイ、旅行記と何を読んでも面白いですが、やはり一番有名なのは小説でしょうか。確か「ノルウェイの森」でブレイクしたんだよね。
僕個人の、最高のお勧めは「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」という本です。
氏が「風の歌を聴け」から書き綴って来たモノ・・・不思議な精神世界と、主人公である“僕”という存在、それから雑多な現実社会・・・それらが、集大成としてまとめ上げられた物語。

特殊な計算を行うため手術を受けた主人公、その計算方法を作り上げた博士と孫娘との、東京での冒険。
壁に囲まれ、時の止まった村で静かに一角獣たちと暮らす村人たち。

始めは全く関係無く思える二つのストーリーをザッピングしながら読み進めるうちに、その二つがお互いに絡み合っていく様子は、他のどんなメディアからも得られない奇妙な感覚を読む側に与えてくれます。

村上春樹氏の作品を知ったのは高校生の時でした。「中国行きのスロウ・ボート」から抜粋した一つの物語を、国語の先生がみんなにコピーして授業したことがあって、それが切っ掛けで読み始めたのです。
高校の授業なんて受験以外にはほとんど役に立たなかったけど、その1時間の授業だけはホントに感謝しています。