2008/04/30

ゲームマーケット2008

去る4月27日、東京浅草にてゲームマーケットが開催されました。
昨年のテーブルゲームフェスティバルでかなり触発され、何か売ろうとまで思い立った今回のイベントでした。売るものがないので今回も遊びに行っただけでしたけど。

会場に着いたのはスタートして30分足らずのタイミングだったはずなのに、既にたくさんの人でごったがえしていました。
企業ブースも興味深い物がいろいろ置いてあってかなり楽しかったのですが、やっぱり個人出展のブースが集まっているあたりはすごく面白かったです。
おおよそゲームというのはランダムと駆け引きと、あとは展開を考える部分といったもので構成されていると思うんだけど、それにしても皆さんいろいろ考えるなあと感心します。
うろうろしてるだけでかなり楽しい。熱気というか、勢いを感じました。まあ、こもった空気はちょっとひどかったけど。
かなり適当に目に付いたものを買い漁ってきました。

会場が浅草だったので、ついでといってはなんなんだけど浅草寺参りに行ってきました。
なんか浅草ってちょっと異国っぽい。関西っぽい気がする。
浅草寺の参道はものすごい長さで両側にお店がぎゅうぎゅうに並んでいて気が遠くなりそうでした。その長大な道にギッシリと人が詰め込まれていて、みんなが好き勝手にお店を覗いたり寺に向かったり帰っていったりしているわけで、まあまともに歩けなかったです。

浅草でカツ吉というお店で昼食とりました。歩きつかれて適当に入ったんだけどちょっと有名なお店っぽかった。有名人が店内で撮った写真が所狭しと飾ってありました。なかなかおいしかったです。

その後秋葉へ。今回は秋月とか電気工作のお店中心にぶらつきました。なんだろう、そろそろアキバ的物欲が不要になってきていて困る。パソコンパーツとかそんなに買う必要ないしね。
まる1日行くときはなにかもうちょっと別の目的も見つけなきゃいけないのかもしれない。

2008/04/26

乙一『失踪HOLIDAY』


乙一氏作『失踪HOLIDAY』読了。

表題作のほかに「しあわせは子猫のかたち」というお話が収録されていました。
不器用で他人を避けるように暮らす主人公と、優しい幽霊と、その幽霊に残された子猫のお話です。喋りもしない幽霊がなぜかとても爽やかで生き生きとしていて、逆に大学生で輝いている時期のはずである主人公が鬱々としている対比が面白い。
少しずつ変化していく2人と1匹の生活がすごくいい雰囲気で描かれているうえ、ファンタジックな設定に突き刺すように仕掛けられたサスペンスの要素も楽しめました。

ゴチャゴチャとわかったようなことを書きましたが、単純なことを一つ。泣けます。幽霊の人柄の温かさに泣けます。
そんなわけでおすすめ。ページ数は少ないのですぐ読めると思う。

表題作の『失踪HOLIDAY』は、中学生の元気で、ちょっと高飛車な感じの女の子が主人公のお話です。
家出をして、自分の家の様子を探るために自宅に忍び込み、隠れたまま自分の失踪を狂言誘拐に仕立て上げていってしまうというドタバタっぽい楽しい内容です。主人公の感情の起伏と、同居人になった使用人の女性とのやりとりが面白い。
前半は、なし崩し的ななりゆきがコミカルに進んでいくんだけど、終盤の盛り上がりは熱いです。
乙一氏の作品としてはめずらしくちょっと長めのお話だったけれど、同じテンポで楽しめました。


うーん、しかし、猫は反則だよなあ。ブログのネタとしても猫は飛び道具。似たようなネタの日記があったとしても猫の写真が貼ってある所が無条件に来訪者数で勝利を収めるだろう。

2008/04/24

追記

なんだか一個前に書き込んだ記事が受け取り方にとっては重過ぎるようで(笑)
いつも通りの思いつきの文章なのでなんてことはないのです。
ただ村上春樹的文章を垂れ流したくなっただけなのでお気遣いなくw

火星

火星入植プロジェクトというものがあるみたい。
現在NASAなどで計画されている火星探査計画は“行って、調査をして、帰ってくる”ことが前提になっているのに対して、入植プロジェクトでは人間を“送り込み、永住させる”ことを目標としています。
スラッシュドットにも記事があった。

地球と火星の間には光の速さで片道5分かかるほどの距離があります。無線で通信できたとしても、こちらの言葉があちらに届くまで5分かかるということです。「元気?」って聞いたら、「元気だよ」って返事を聞くのに10分待たなきゃいけない。

もし自分がそれに志願したらって考えてみる。家族は絶対反対するだろうなぁ。“2度と会えない”なんて、“死”とどこが違うんだろう。本人にとっては大きく違うけど、人にとって人の生き死にはただ「会えるか会えないか」っていう一点に集約されるような気がします。

でもちょっとした知り合いだと、例えば同じ職場の人が会社をやめるとかって場合、その後“2度と会わない”ことは珍しくない。
だからもしその時、僕の意思が固いと知ればみんなは「がんばれよ」「元気でな」って言うかもね。そんで他の転職した人たちが地元とか東京とかに行くのと大差無く、文字通り打ち上げパーティを開くかもしれない。
面白いホームページを見つけたときのために、新しいメールアドレス(火星のドメインはやっぱりmarsだろうか)をみんなに教えなきゃならないだろうな。
直接顔をみたいという欲求さえなければ、別れはそう大きな問題ではない。連絡さえ取れれば生きてるのだ。あたりまえだけど。

僕は電子データ化した小説をめいっぱいパソコンに詰め込んで、あとは許されるならネコを連れて行くと思う。
見送りに来てくれた人たちと言葉を交わし、手を振って、ロケットに乗る。
で、3、2、1、発射。

みんなは飛んでいくロケットを数十秒目で追って、すぐ見えなくなるからそれ以上どうしようもないし、めいめい帰ってゆく。もうその時には今日の夕飯のこととか、週末の予定とか、彼氏彼女のことなんかを考えてるんだろうなあ。
分断された世界の中で僕は遠ざかる地球を見て、あの人はきっと泣いてるだろうなとか、あの人は怒ってるだろうなとか勝手に想像する。そして火星に着くまでにこなさなければならない山のような量の学習カリキュラムに取り掛かるのだ。

これはたぶん、日常的に起こっている事だと思う。一人で閉じこもって本を読んでいるとき、他人からすると僕は部屋にいようが火星にいようがくたばっていようが感知できないからね。
でもまあ、この文章の結論として「だから他人を大切にしよう」とか「もっと自己主張しよう」とか、そんなつまらないことは言いません。

砂漠の火星にも希望はある。だんだん住みやすくなる楽しみとか、次の便でどんな人がくるんだろうとか、タイムラグ10分の電話とかね。

2008/04/22

小説『黄金の羅針盤』

ライラの冒険、黄金の羅針盤の上下巻を読了しました。
内容は映画で見てきたものとおおよそ合っています。よく再現されていたんだなと映画の方についても感心しています。

それにしてもこれは、予想以上に素晴らしい作品でした!
翻訳の日本語が美しくて感動的です。これに続く4冊も早く読みたいな。でも読み終わってしまうのはもったいないような気もします。

そうそう、ふと思い出して以前『ライラの冒険』の映画の予告編を見て妄想しまくった日記を読み返してみました……我ながらひどいもんです(笑)
しかしばっちりとこの時の期待通りの作品だったので間違いではありません。

シロクマの“イオレク”がとにかくかっこいいんです。彼は3メートルの巨体に人間の腕のような長さの爪を10本持ち、赤く錆びた鉄のよろいを身に纏うのです。追放された王子であり、恩義のためにライラに力を貸すのです。ううむ、もう一度映画見に行ってしまおうかな。

2008/04/20

創作ゲーム その3


その2の続き。

戦闘をどう表現するか?というところで悩みました。
普通、コンピューターのシミュレーションやRPGなんかだと、攻撃の成功確率が○○%って感じで決まってて、乱数を使って1~100の数から1つを選び出しそれが○○以下だったら攻撃成功、といったやり方が多いと思います。
TRPGの中にはこのパーセンテージ判定をそのまま使っているものも多いです。その場合は10面体のダイスを2個使って一つを10の位、もう一つを1の位として2桁の乱数を作り、これが成功率の範囲内であるかないかにより成功/不成功を判定するといった形になっています。
僕が以前作ったゲームではこれを20面ダイス1つで代用しました。20面ダイスはゲームによって色々な使い方がありますけど、パーセンテージの代用としては単純に1つの数字が5%になります。つまり"命中率50%"というデータを"命中10"と置き換えるだけ。
ルールを作っていく上ではパーセンテージとの変換が暗算で済むので非常に楽でした。あれは実際『20面しか使わない!』って決めたからこそ出来たようなもんじゃないかと思います。

今回はその時の体験から20面ダイスでも使おうかなーとか、やっぱりボードゲームと言えば6面ダイス2個だよなーとかいろいろ迷ってました。しゅうへい君に相談してみると、「20面なら10面かパーセントでもいいのでは?」「6面なら無難」とのこと。
パーセントは却下。上で書いたように20面に置き換えたほうがプレイアビリティは高いと感じるから。
10面などの多面体ダイスを単品で使うなら、まぁ僕がどれをチョイスするかというシンプルな問題になるんだけど、"これだ"という決め手がない。
それならやはりここはシンプルに、6面ダイスを1個使うだけってことにしてしまおう!と決めました。
タンクハンターやその後流行ったトレーディングでないカードゲーム、それから最近ならTREEHOUSEなどなど、6分の1の確率で動かすゲームはたくさんあります。結局変なところで1週間ほども悩んでしまった。

しかし、ここが決まればあとは早い。判定を、簡単→確率2/3、普通→確率1/2、難しい→確率1/3と決めてモンスターや武器の数値をガリガリとデザインしていきます。
『その2』で懸案だった煩雑なイベント参照部分も、四人の○○シリーズにたちかえってカードを使うようにしました。
M:tGのいらないカードを実験用のカードにして、2人分のコマを1人で動かしながら遊んでみます。うん、ちゃんとゲームっぽくなってるんじゃないかな、これ。
そろそろ他人にも遊んでみてもらいたい。だけど手書きのカードは雑すぎて読めないからプリンターで作らなきゃいけない。説明する文章も書かないといけないなあ。…と、これが2月末頃の話です。

またそのうち「その4」書きます。

2008/04/18

予定

明日19日シャドウムーアのプレリは今回はパスします。体力的な疲れはそんなに無いんだけど戦う気力が足りない。なんかまた遊べそうな大会あったら出てみたいけど。
明日は身の回りのことをやって、ネコをひとしきり裏返したりして、あとは駅前の図書館にでも行ってまったり過ごします。

22日は出張で目黒へ行くので、帰りに時間があったら秋葉へも寄ってくる予定です。
巡回先でついでに買えるようなものなら受け付けます。すでになおぽんさんからは受注済み。

来週末は開発中の機械がとうとう量産です。ああ、胃が痛い(笑)

2008/04/17

乙一『平面いぬ。』


乙一氏著の短編集、『平面いぬ。』読了。
四篇の短編小説が収録されていました。

『石ノ目』は乙一らしい、ジメッとした恐怖感のある悲しいお話。

『はじめ』は、お話の結末こそ切ないものだったけどとても夢のある楽しい内容でした。

『BLUE』というお話がねぇ、これがよかったですよ。言ってしまえばありがちな、童話っぽい話なんですけどね。醜く作られてしまった、考え、動くことのできる人形が主人公。
捨てられたブルーがある事に気付くシーンで、それは文章に書かれていないんだけど必要以上に伝わってきてしまって正直泣きました。
ああ、最近涙腺ユルイ。例えば“クドリャフカ”ってこの6文字のカタカナだけでだめだ。ぁぁぁ。

『平面いぬ。』は衝動的に彫ったワンポイントの刺青の犬が動きはじめるというお話。これだけ見るとすごく楽しいんだけど、やはりそこはこの作者さんは見逃してくれないです。重いです。でも読んでてなかなか楽しかったな。

久々に読んだ気がする。ライラの冒険も読んでるしルルーシュも3巻ぐらいまで見た。あと雨が降るとネコを洗わないといけないし、仕事も佳境に入ってるしでなかなかいそがしいけどがんばろう。

2008/04/15

苦しさに比例して

片田舎のプログラマの仕事の話。これは僕の覚え書きのようなもので、教科書めいていてつまらないかもしれない。でも書く。

えーと。
何かモノを作る上で、最も重要なのが『何を作るのかはっきりさせる仕事』。『要求定義』とかいうらしい。
ソフト屋(プログラマ的な人々)がなんか作るとき最初にやる仕事がこれです。

たとえばお客さんが来て、「1000万出すからオリジナル目覚まし時計を1000個作ってくれ」と言ってきたとしましょう。
そこで「はい作ります」と言ってしまったら負けです。ホントに負けるので注意が必要です。休み無しで働かされた挙句、評価も給料も下がったりします。上司がOK出しそうになったら多少手荒な手段を使ってでも即答を避けさせるべきです。ボゴォッってやるべき。
なぜか。

お客さんのイメージしている「オリジナル目覚し時計」の内容がわからないから。
例えば「時間になったらカーテンを開けながら爽やかな音楽を流す」といった大仕掛けなモノかもしれないし、「土日は鳴らないように設定できる」といった複雑なモノかもしれない。
「耳障りなベルの代わりに声優さんの声を超高音質で再生したい」って言い出すかもしれないし、「同じ形の時計が10個1セットで、どれが鳴るかわからないようにしたい」って言い出すかもしれない。
こうやって書くと『何を作るか』というのはハッキリさせないと危なくって仕事なんて出来ないはずなんだけど、数年前まではもらってきた仕事を「はいはいやりますよー」って感じで内容も確認せずに引き受けちゃうケースがうちの会社では結構ありました。

「あー時計ね、簡単簡単」って作り始めたら、あとから「アナログだけだとなんかショボいからデジタル表示もつけろ」とか「朝と夜で文字盤の色が変わる仕掛けをつけろ」とかお客さんはやっぱりどんどんわけのわからないことを言って来るわけですよ。
それでも契約しちゃってるもんだから断ることもできずに変更しながら作りつづけるしかない。しかも契約期間内におわらせないとうちの責任になるとか。もう怒っても泣いてもどうにもならない。大変です。とにかく言われたものを作る。
そのうち3ヶ月ぐらい土日も盆休みも休まずずっと会社にいるとかわけのわからんことになっている自分に気づきます。真夜中に5階の仕事場から帰るとき、「あれ?階段一段一段下りるより窓からジャンプした方が早く下につかね?」とか思いついたりして大変危険です。

まあそんなわけで『何を作るのかはっきりさせる仕事』というのはとても重要。具体的には、時計だったら
「デジタル表示、24時間表記、『:』は1秒点灯させたら1秒消灯の繰り返し、時間設定の方法はまず設定ボタンを押してから……」と、当たり前なようなことも事細かに文章化していきます。
実際にはこの書き出し作業をしてる間にもう契約しちゃってるとかそういうタイミングの違いはいろいろありますけど、要求定義がきっちり出来ているかいないかでそのプロジェクト(とそれにかかわる開発メンバーの)の運命が左右されるわけです。

ちゃんと出来てれば、途中で無茶な変更を要求された時に「これは最初こう決めてましたよね。変えるにはお金と時間がかかっちゃいますけどいいですか?」って交渉できるからね。
まあどこまで細かく書くかってのは状況によります。細かく書きすぎると終わんないからね。
あと、最初から決められないこともあるのである程度は後から変更できる柔軟さも必要……っていうか、変更が無いプロジェクトなんて無いから、押さえるとこは押さえるっていうのが理想であり究極なんだと思います。

こんな辺境のブログで書く内容としてはこんなところかなあ。えらそうに書いてますがなかなか思うようには作れません。
お客さんというのはピュアにワガママであるのが普通なので、まあよくお話するしかないです。わがままな事ばかり言われてうんざりすることも多いけど、まだ世の中に無い製品を考えるってのはある意味面白いお仕事だと思います。
しかし最近、こういう仕事すら減ってるんだよなぁ。どうなることやら。

10時に帰ってきてこんなの書いてるんだからしょうもないよな。しかしこれ、書いてる時に一瞬過去へトリップした(笑)

2008/04/13

カワセミ

昨日から弟が帰省して来ていて、まあ久しぶりなので今週末は家でまったりと過ごしました。
あー、でもずっと家にいてももったいないということで今日は家族で上田城へ花見に行ってきました。結構近いので歩き。ゆっくり見て回って帰ってきても1時間ちょっとだったかな。

桜は七分咲きといった感じで、来週末もまだお花見できそうな感じですね。でも今週か来週かという限られた週末だから、物凄く賑わってました。

上田城のお堀には、カワセミという鳥が住んでます。僕らが行った時は、2羽がお互いに少し離れた枝にとまって休んでいるみたいでした。
カワセミはすずめよりふたまわりくらい大きくて、あざやかな橙色のおなかに瑠璃色の翼を持つとても美しい姿をしています。大抵は川べりに住んで小魚を捕って食べていて、巣は崖のような土の壁面に穴を掘って作ります。
多分お堀には食べ物と巣を作る崖が両方すぐ近くにあって暮らしやすいんだろうね。水面から突き出た木の枝にとまりながら、いつもとは違いすぎる、うねるように歩く人の群れを見て何を想うのだろう。

『ぽっぺん先生と帰らずの沼』っていう小学校中高学年向けぐらいの小説があってその中にカワセミの話が出てくるんだけど、それが物凄く好きだったんだよなぁ。
小学校の時、木彫りのレリーフを作ったときもカワセミを彫ったんだ。なんだかどこかに置き忘れてたものが偶然見つかったような気持ちになった。

2008/04/11

減量

体型が気になる。自分のね。変な風に取らないように。
昔撮った自分の写真見るとなんかスッとしてるわけですよ。髪もふさふさだし。まあ今もふさふさ的雰囲気をかもし出そうと努力はしてますけど。ていうかふさふさはどうでもいいんです。いや、これも非常に重大な問題であることは確かなんですけどこれについて書き出すとまたややこしいので今日はやめておきます。

体型の話に戻ります。就職して何年も経ち、同じ日々の繰り返しの中にいる人たちはだんだんと身体の質量が増えていく(つまりふとっていく)のを認めざるを得ない状況に置かれている人が多いのではないでしょうか。仲間は沢山いるはず。
自分はむしろ痩せ型だと頑なに思い続けていたんだけど去年の冬頃、これはちょっとヤバイんじゃないかと考え直し始めました。なんとなくアゴのラインが不明瞭になっているし、ジーンズが不必要にフィットしている。

僕はあまりたくさん食べる人ではありません。おいしいものは食べたいと思うけど、平日の食事なんてドラゴンボールに出てくる仙豆のようなものがもしあるならそれ一粒で済ませてしまいたい。そしたらその分、別のことに時間つかえるのになあ、といつも考えているくらいなのです。
それでもふとるのか。どうせふとるならもっと食に対して貪欲であるべきだったか。
後悔してても仕方ないよな、と思ってダイエットとは言えないようなユルイ感じのダイエットを始めた。

食事制限はすこーしだけ。今までよりちょっとだけ食べないようにする。あとスナック菓子はすごく食べたくなったときだけ食べる。
運動も少しだけ。8Kgのニャーニャー言ったりジタバタ暴れたりするウェイトをかついでスクワットをします。毎日10回くらい(笑)
あとねぇ、テレビ番組で罰ゲームとして使われてるという『苦丁茶』ってお茶を毎日飲んでます。ホントかウソか痩せるらしい。
これものすっごく苦いんだけど、慣れてくると苦さの中に甘みを感じる。おいしい。以前両親が中国に行った時のお土産で、ずっと置きっぱなしになってたのを飲み始めました。今ではお土産は終わっちゃって通販で買ったのを飲んでます。

気になり始めてからは毎日体重計に乗ってます。2月の日記みたら64Kg程度って書いてあるね。今は62Kgぐらい。結構順調に落ちてるのかな。誤差みたいなものだといわれたら反論できないけど、もうちょっと落としたいな。

2008/04/10

交通安全週間

春の交通安全週間が6日から15日だそうで、なぜか当番的なモノが回ってきた。
朝7:40から会社の駐車場の入り口で、50センチ角の「交通安全」の旗を道行く人々にニコヤカに振ってきました。

あのー、通学中の学生さん、道渡る時にこちらに訴えるような視線を投げるの、やめて下さい。道を曲がろうとしてるドライバーの方、目で合図するのやめて下さい。
僕はただ会社の命令でここに立たされているんであって交通整理をする権限は残念ながら持ち合わせて無いんです。だからバッチリ腕章つけてデカイ旗を持っていても、みなさんご自分の判断でいつもどおりの通学・出勤をしていただかなくてはなりません。

これ何なの全く、立ってるだけでなんとなく迷惑な感じになってるし(笑) 会社はこんなことさせてなんかいいことあるのかなぁ?雨だし寒いし参った。

2008/04/08

必修?


朝、会社に着いたら自分の机の上にこれがドーンと置いてあった。
写真は5巻までだけどホントは全巻置いてあった(笑)なんだ?必修か?これ(笑)
ようわからんがボチボチ見てみるか。

あー、これだけでは話題としてアレなので以前悶絶した動画のアドレス貼っておく。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2651481
ピコピコしたメロディーとボーカロイドの特性をうまく利用した終盤のたたみかけ、あと歌詞の雰囲気でうわああぁぁってなったんだこれ。

2008/04/06

創作ゲーム その2

今日は創作ゲームのテストプレイとM:tGをしてきました。
くおん氏、シュウ氏、M:tGやるぜ!って集まったところでのテストプレイありがとう。無理やり広げてしまったようでちと申し訳なかったです。
またよろしく。

せっかくゲームの話題なので、前回の続きを書きます。

いろいろと考えをまとめた結果、作りたいもののイメージが固まってきました。
「剣と魔法の世界」「マップの上を移動してモンスターと戦う」「せっかくなので対戦相手とも戦う」「マップは毎回変わる(カタン的に)」「マップ上を移動したり戦闘したりしているうちに、勝利条件を満たしたプレイヤーが勝ち」
で、これだと殆ど「四人の○○」シリーズと同じになりかねないので、「トランプ1セットよりは小さいマップ」にしたいなというのもありました。

まず最初に、蜘蛛の巣状のマップを適当に作ってみました。線の交点には○を書いて、各プレイヤーがその○の上にコマを置く形で、自由に行き来できるスゴロクのような形を考えます。
○には番号が入っていて、番号にはイベントをランダムに割り当てられるようにします。そして、イベントにはモンスターが現れるとか、宝箱が見つかるとか、まぁゲームブックのイベントにありそうなものをいくつも用意しました。

この状態で、イベントの内容の調整しながらひたすら一人でこの“ゲームらしきもの”を遊びます。
なんという孤独(笑)なんというヒマ人(笑)
どんなイベントがどのくらい含まれたらいいのか?というのがこのゲームで一番ポイントになりそうな部分なので、とにかくそのバランス的なあたりを押さえようと考えたわけです。
モンスターとの戦闘は、ルールが無いのでサイコロ1個振って勝ち負けを決める仮のルールでサクサクと進めていきます。
四人のキング、ジャック、クイーンの3つのルールについてはその全パラグラフを分類して表を作ってみたりなんてこともしました。自分のルールだとゲームブックの“ブック”的な要素が無くなってしまっているので、孤独プレイで得たバランスに対して分類表を参考に調節するという感じの進め方をしていきます。

それでそのうち、仮のルールでやってた戦闘についてもきちんと決めないとイベントの細かい部分が作れなくなってきました。
そろそろ戦闘判定を作らねば。

「20面ダイス使ったらどうかなと思ってるんだけど」とシュウ氏に相談してみたところ「20面うざい」とのことだったので、いろいろなボードゲームのルールを読んでみたりして、やっぱりスタンダードに6面ダイスを使うことに決めました。

まあここまでやってみて、「結構遊べそう」という感触は出てきたかなぁ。しかし「マップがわけわからん」とか「マップ番号とイベントの対応がめんどくさすぎ」とかいろいろと問題も出てましたけど。
これが2月の半ばぐらいまでのお話。3月で消えてしまう有給休暇がたくさん余ってて勿体無かったので、2月頃は週休3日のゆる~い生活を送ってたんだよな。なんか作りたいとき暇だと助かる。でもいつのまにかDSをピコピコやってたりするから自戒も必要。

2008/04/04

SSD VAIOのその後

どうやらこれが1000件めの書き込みになるようです。
最近は古いノートをSSD化したい人が多いみたいで、以前書いたVAIO Uの記事があちこちに貼ってもらったりしていて見て頂けてるようです。正直たいしたことは書いてませんが少しでもお役に立てていたら幸いです。
VAIO U101 1.8inchHDD CF SSD関連の記事はこちら。
今後ともよろしくです。

一応、その後の経過を書いておきます。昨年11月12日にハードディスクを引っこ抜きコンパクトフラッシュを突っ込む手術を行いました。
インストールも済み、起動時間も良好。ただし「休止」操作は遅くていまいちな感じ、というところまでは以前ご報告したとおり。

その後、ほぼ毎日使ってます。
HDDの代わりに入っている8GにはWindowsXPをnLiteしたものと、その他常用するアプリケーションが入ってます。OpenOfficeとか。
全体の容量の少なさをカバーするためにPCカードスロットに同じく8GのSDHCを入れ、そこにMy Documentを移動してあります。
また、フロントのMemorystickスロットにはこの機種で使える最大サイズである4Gのメモステを入れています。ここには各種辞典のデータファイルがほぼいっぱいに入ってます。

WindowsUpdateやavast!の更新、その他プログラムやドライバのインストールを行ったりとそれなりに頻繁に書き込みを行っていますが今のところ全く問題は出てません。
何の不都合もなく快適です。これならeeePCでも全然困らないだろうなと思うけど、まあわざわざ買い換えるほど性能差は無いのでしばらくはこいつを使い続けると思います。

あとなんだろうなあ。バッテリ寿命は体感で1、2割ほど伸びてるような気がします。
しかし最新機種と比べて一番つらいのはバッテリですね。3年前と今では同じサイズでも駆動できる時間は倍ぐらいになってるみたいで、カタログ見てるとすごくうらやましい。

Atom搭載機に期待。SONY様、お願いなんでAtom版U101出してください。全く今の大きさでいいんで、バッテリを最新技術で作り込んで無線LANが高速対応になってたら20万でも多分買う。

2008/04/03

たまには仕事の話を

人様のブログを読むにつけ、やはり仕事の内容が書かれているとカッコいいような気がする。
なのでちょっと自分の仕事について書いてみたい。

自分の職種は一応プログラマです。プログラムというのはまあ入学式とか運動会とかのプログラムと一緒で、何をどういう順番にやるか決めていくというもの。
で、僕(=プログラマ)が決めた順番(=プログラム)をコンピュータ君が実行してくれるわけです。
“コンピュータ”ってなんか80年代テイストあふれる語感だねぇ。『コンピューターおばあちゃん』思い出すな。

うちの職場では「音を出す機械」を作ってます。まあイメージ的にはiPodみたいな。Appleみたいにオシャレな企業じゃないけど(笑)しかもあんまり細かく書くと多分怒られる。

えーっと、作ってる機械の中ではちっさいマイクロコンピュータにボタンとか光るヤツとか音が出るモノとかがつながってます。そんでそのマイクロコンピュータはプログラムした通りに動くわけです。
仕事がだるくて何もプログラムしないと困ったことに全然動きません。
あと、気まぐれで音量が変わるとか、押したボタンと違う音が出るとか、再生ボタンを押したのに電源が切れるとかやろうと思えばいくらでも変なプログラムを入れることができます。怒られるけど。

最初はなんも動かないので「ボタンが押されたら押されたことがわかる」プログラムとか、「光るモノを勝手に点滅させる」プログラムとかを書いて機械そのものがちゃんと動くか確認していきます。
そのうち「ボタンを押したら光る」とかいう感じのプログラムを書いてみたりします。この辺は全く何も出来ない機械がだんだんいろいろできるようになっていくのでとても楽しい。

うーん、ここから本番なんだがけっこう書くのめんどいから今日はここまで。また気が向いたら書きます。
つか全然かっこよくないなこれ。

2008/04/02

ドラクエそーりょ完結

『ドラクエそーりょ』、とうとう完結してしまいました。いやー、よかったけど寂しい。またなにか続きっぽいものとか、新作とかを期待したいところです。
そういやエイプリルフールにはなんと『FFしろま』になってたという話じゃないですか!見逃した(つД`)

エイプリルフールネタは各所で飛び交ってたらしいですね。
昼、食堂のテレビでNHKのニュースを見ていると、「空を飛ぶペンギンたち」の映像が昼流れていてすげーびっくりしました。「昨日こんなウソが流れましたよ」っていうニュースだったんだけどね。まったくまぎらわしい。
どうやらそれはイギリスで放送されたウソニュースで、数百羽のペンギンがカメラのすぐ前から遠くの空にまで写りながら追いかけ合うように飛ぶという映像でした。なんかもう懲りすぎ。

終わってみるとなにか考えとけばよかったなーって思うね。来年は覚えていたらなにかしよう。

2008/04/01

天体戦士サンレッド

『天体戦士サンレッド』メチャメチャ好きなギャグマンガです。
DQNでヒモなヒーロー、やたら庶民的な悪の組織、世知辛い世の中(笑)がじわじわとした可笑しさをかもし出しているので見たこと無い人は是非。

そんで今日突然同僚のイトカツ氏に「あの悪の組織『フロシャイム』には元ネタがあるぜ!」との衝撃の発見を告げられたので検索してみました。

うん、某掲示板のログで「フローシャイムのコードヴァン・ヴァンプが云々…」という書き込みがあった形跡が見られる。
ヴァンプって悪の組織の“ヴァンプ将軍”の名前そのものじゃないか!おおう。
「フロシャイム」で検索するとサンレッド関連の結果がずらりと並び、
「フローシャイム」で検索するとブランドショップ関連の結果が並ぶ。なるほど。

ヴァンプ将軍のキャラと、このオシャレな革靴の間には激しいイメージの乖離があるなあ。そんでも将軍大ファンです。最近単行本買ってないんでまたまとめて買ってきます。