2010/09/29

Sep 28のつぶやき

  • 20:42  明日は出張で宇都宮へ。餃子のひとつも食べる時間、あればいいなあ。
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2010/09/28

光ポータブルとは

光ポータブルの宣伝チラシが投げ込まれてました。しかしこれ、読んでもいまいち意味が分からない。
そういえばテレビCMもソファーがビューっと走って行くという内容で、これまた意味が分からない。
どうやら外出先でネットを使うのに便利、という物らしい。フレッツ光を使っているなら月額315円でレンタル出来る、と書いてある。
月額315円でフレッツ光の接続環境を持ち歩けたらすごい。使わない手は無いので調べてみました。

この機械には3つの機能があります。
1.家では光につないで、無線LANルーターとして機能する。
2.公共LANサービス『フレッツスポット』に接続可能となる。(月額210円の追加料金)
3.3G回線で携帯接続可能エリアからインターネットアクセス可能。(e-mobileなら4000円の追加料金)

つまりこれは、3つの接続環境を統合するガジェットだったわけです。全ての機能を動かすには月に5000円ほど支払う必要がある。
現状iPhoneだけなら、家庭内LAN、公共LAN(fon)、3G回線(softbank)と特にお金をかけなくても同じことが出来るので個人的には必要なさそう。
将来的にiPhoneの2年縛りが切れたら3G回線をe-mobileに切り替えるというのは良い選択かもしれない。

フレッツスポットは、各地に設置されている無線LANに月210円で接続できるというもの。ただこれ、地元ではアクセスポイントが殆ど無い。
YahooBBのモバイルポイントだったらマクドナルドで使えるから実用的なのにね。月額525円はちょっと高いけど。
有料もいいけど企業がfonをもっと導入してくれたらいいなあ。

微妙な内容の記事になったのでついでに上田市で使えるfonスポットの覚え書き。

・上田のヤマダ電機。値段調べやすい。
・材木町のソフトバンクショップ。ここはわざわざ寄ってネットするということも無いなあ。
・ジャスコ。というかスタバから出ている電波なのか。ここならゆっくりできる。

あんまりチェックしてないんでとりあえずこれだけ。

2010/09/08

fon導入

fonを導入しました。
http://www.fon.ne.jp/

これは何かと言うと、「無線LANの電波を貸し借りしましょう」という仕組みです。
fonを導入すると世の中に点在するfonスポットを自由に利用できるようになり、その代償として自分の無線LANを他のfonユーザーに提供するということになります。

fonは機材だけ自前で用意すれば、後は無料です。
softbankではiPhoneユーザー向けにfon端末の無料配布をしているため、今回はそれを利用しました。
ここまで無料な上、なぜかsoftbankからiTunesカードを1000円分もらえました。softbankは機材代+1000円をばら撒いてでも、3G回線の帯域を確保したいのでしょうねえ。

softbankの配布キャンペーンはiPhoneユーザー限定ですが、fonの仕組みそのものは単なる無線LANなので、ノートPCや携帯ゲーム機で使うことも出来ます。

他人が自分の無線LANを使うというところに抵抗がありそうなんだけど、その辺はうまく出来ていて
・fonの共有ネットと個人のネットは区切られている -> 当然、家庭内LANにアクセスされるようなことにはなりません
・共有ネットの帯域制限ができる -> 共有する回線速度を自分で設定できるので、誰かが使いまくって重くなるなんてことにはなりません
といったように、他人に提供する部分をコントロールできるようになっています。
ああ、当然僕の家に遊びにくる人がfonユーザーであれば、設定も断りも無くそのままネットが使えるということになります。
誤解の無いように書くと友人であればfonユーザーでなくとも無線LAN、貸しますよ。貸しますけど、使いたいと言ってもらった上に設定をしなきゃいけないっていう面倒さはあるよね。キーはなんだったっけ?とか、WEPやらWPAやらなんだったっけ?とか。AOSSならボタン一発かもしれないけど、うちでは動かしてないし。

自分としては、たまに誰かが家の回線の帯域のほんの隅っこを使う可能性があることと、外出先で無線LANアクセスできる可能性が増えることとのメリットデメリットを秤にかけると、後者のメリットの方が限りなく大きいなと感じたところで導入に踏み切った次第です。

fonを使いたいけどiPhoneユーザーじゃないって人は、対応機器を自分で用意する必要があります。
FON FONERA 2.0n (フォネラ 2.0n) FON機能搭載 無線LANルータ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002TEMHMY?ie=UTF8&tag=aoirogamen-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B002TEMHMY
こんなのです。基本は無線LANルーターなので、ルーターを買い換える時なんかには選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょう。

スターバックスは全店で使えるようです。
近辺で使える場所を見つけたらメモがてら報告していきたいと思います。

2010/09/07

VaioU101とiPhone4

iPhone4、なかなか調子がいい。やはり携帯電話と情報ツールが一体化している状態というのは非常に使い勝手がよく、あれだけ依存するように使っていたミニPC、Vaio U101 は電源を入れることが殆どなくなってしまいました。

PCは起動時間が分単位でかかってしまうけどスマートフォンは触ればすぐ使えるわけで、何かをウェブで調べるとかGoogleカレンダーで予定を管理するとかミクシをみるとか、軽くて雑多なネット用途にはもはやPCは必要ないと思えてきます。

ZaurusやAdvanced esの時代は貧弱なメモリ量とCPUパワーから、Windowsのファイルがちょっと見れるよっていうくらいの性能しかなかった。携帯端末で作ったデータも最後にはWindowsに集約することを考えると、最初からWindowsマシンがあったほうが手っ取り早い。そうなると、持ち運べるミニPCがとても便利だということになります。
1~2年前のネットブックブームは丁度その要求のピークだったのではないかなあ。
自分もこのブームの間、「どのミニPCを買おうかな」と散々考えていましたが、Vaioでがんばってる間に小型低消費電力CPUのクロックが上がり、もともとストレージが少ないネットブック向けのクラウドサービスが急激に成長したことにより「プライベートでわざわざPCを持ち歩くまでもないな」というレベルまでインフラが整ってきた感があります。

というわけで自分のモバイル環境はいつのまにかU101からiPhoneへ代替わりしてしまいました。ノートPCを買うとなるとネットブックで5 万程度、それなりの性能を求めたら10万以上になってしまう所だけど、なんとなく機種変更した携帯電話でここまで快適なモバイル環境が手に入ってしまうというのはとってもありがたいことだなと思います。

2010/09/05

冲方丁『天地明察』

久々に読んだ一冊。江戸時代前期に実在した天文暦学者、渋川晴海の一生を描いた内容です。
晴海は長男でありながら家督は既に義兄が継いでおり、碁打ちで城勤めし、趣味で算術を行うという飄々として今ひとつ頼り無い雰囲気で登場する主人公。
しかしその誠実な人柄で様々な人から見込まれ、さらに人脈をつくりながら「暦の改定」という巨大プロジェクトに挑んで行く、といったお話です。

ヒロインの『えん』、ライバルキャラの関孝和と本因坊道策、師匠キャラの建部と伊藤などなど、登場人物が非常に魅力的でした。
関は算術の天才、道策は囲碁の天才で両名とも歴史に残る、主役をはれるような人物。
師匠たちは壮年でありながら向学心に溢れる研究家たちで、読んでいてときめきがあります。
それから大きな後ろ盾になる保科正之と水戸光圀も、出てくるとニヤリとしてしまうかっこよさでした。

チャンバラのシーンは一文字もありませんが、壮大な戦いを描いています。このあたりはマルドゥックスクランブル後半のカジノバトルと通じるところを感じました。
爽やかな青春模様を綴ったとてもよい時代小説だと思います。井上さんあたりに(バガボンドはもういいから)これを漫画化して欲しい。それか再来年あたりに大河ドラマにして欲しい。