2009/04/27

カーナビ設置

前の車では簡易CDナビを使ってました。
後輩のY沢君がなにかの懸賞で当てたのを格安で譲ってもらったのでした。車と連動してなくてもGPSだけでなかなかの精度で、何度もこれに助けられたのですが今の車になってからはなんとなく面倒で取り付けてなかった。

ところがナビというアイテムを思い出させる出来事が。
先々週、会社の飲み会があったときイトカツ氏に会場まで送ってもらったのです。
そのとき彼の車に設置されていたのが某深夜通販番組などでおなじみの「ミニゴリラ」。手のひらサイズ、置くだけでナビとして使える優れものです。
GPSとFMトランスミッターが内蔵されているので配線も電源だけ。SDカードにMP3を入れておけば音声案内と一緒にカーステも楽しめるのです。ああ、久々に物欲が刺激される……

すごくいいなーと思ったんだけど、古いとは言え一応動く物を持ってるのに似たようなのを買ってしまうのはちょっといけないなと思い、CDナビを引っ張り出してきて付けてみようと試みました。
しかしこれが結構大きいんだ。散々車の中でゴソゴソと設置場所を探した挙句、ダメだということがわかった。
普通車ならどこかしら置く場所はあるんだろうけど、今乗ってるムーブカスタム君では床からアーム生やすとかしないとダメっぽい。でもああいうの結構高い上その辺に売ってないから、通販で取り寄せて届いたものが微妙だったら切ないことになる。

もっと小さければ……。
あー、そういえばPSP用のGPSユニット、買ったまま1、2度出張のときとかに持って行っただけで放置してあったんだ。もったいない。
PSPなら小さくて、適当に貼り付けてやれば大丈夫そうだ。


そんなわけでPSP専用のナビソフト『MAPLUS2』を試してみることにしました。

車への取り付けはiPodを取り付けるために使っていたがっちりしたホルダーを流用し、iPodにはもっと簡単なホルダーを買いました。
画面が見える場所に置くと必然的にフロントガラス側になり、アンテナの感度も良いみたいです。とりつけた状態で適当にドライブしてみました。

結果、予想以上に快適であることがわかりました。
普通の道を走っていても以前のCDナビには無かった、『看板表示』や『車線案内』がレスポンス良く表示されます。高速に乗ったらレーンの案内がすごくわかりやすい。
もうこれ普通のナビです。少なくとも以前使ってたモノよりは確実に上なんじゃないかと。まぁ最新のお高いモノなんかと比べたらオモチャなのかもしれないけど、使った感じこれ以上の機能は必要ないなー、と思います。
タッチパネル無いけど指でドラッグする代わりにアナログスティックでぐりぐり動かせるし、地点登録なんかは家でゴロゴロしながらできるしなんでこれもっとはやく引っ張り出さなかったんだろう。
もってて良かったPSP(笑)

これね、ひとつ惜しい点は音声案内をPSP本体スピーカで聞かなきゃいけないって言うこと。
他に音を出さないならヘッドホン出力をFMトランスミッタで飛ばせばいいんだけど、BGM用にiPodを使っててそれをすでにFMで聞いてしまっているのです。
7月に出るMAPLUS3はナビ中にメモリスティックに保存してあるMP3を再生する機能が付くらしいのですが、音楽はやっぱりiPodに入れてそっちに再生させたいじゃないですか。
こうなってくると2個入力できて割り込みで切り替えが出来るようなトランスミッターが欲しくなってきます。軽く検索してみたんだけどそんな製品は無い模様。これは新たな工作のネタが出来たのかな。

2009/04/17

アニメ版『ぼくらの』

フルセットで借りることができたのでまとめて観ました。アニメ版『ぼくらの』。
原作はもう10巻まで出てるようだけど読んだのはまだ8巻まで。気になってwikipediaとか見そうになるけど全部ネタばれしてるっぽいので行っちゃいけません。
ネタばれ注意と言えばamazonのレビューなんかも結構危険ですね。

アニメ版、途中までは原作とほとんど同じストーリー運びです。後半からはどんどん謎解きになっていくんだけど、最後まで観た感じとしてはきれいにまとめたな、という印象でした。
面白かったけど、「もっと何かある」という雰囲気。そういう意味では原作を読む楽しみを奪っておらず良いなと思います。

怪獣というかロボというか、あのでっかいのが動いて戦うのは楽しいね。あー、アニメをちゃんと見たのギアス以来だ。たまにはいいもんだ。

2009/04/16

VAIO U101 改造続報

色々と改造してきたVAIO君、前回無線カードの跡地にハブを置くということをやりました。
結果、「無線LAN」「Bluetoothドングル」「内蔵MicroSD」「外部ポート1個」という構成になってます。詳細は過去の記事を見てください。

僕の場合、会社では「無線LAN」と「Bluetoothドングル」を使わないので、元から付いている無線LANのオン・オフスイッチに連動してこの2つをオン・オフできればいいなーと前から思ってました。
某S○NY様のお仕事がそろそろ落ち着きつつある中、この改造に取り掛かります。

1.USBの挿抜について
USBデバイスを切り離す時、電源だけ切って他をつなぎっぱなしという状態で問題ないのか?というところがポイント。
全部切らないといけないって話になるとかなり面倒なことになってしまうからです。

余計な部品が色々乗ってますがつかってるのは左端の一部分だけ。

とりあえずUSBの4本をいったんブレッドボードに入れて、そこからコネクタにつなぎなおすだけの実験回路を作成しました。
こいつにUSBメモリをつなげておき、パソコンに挿した状態で5Vラインだけを繋いだり離したりしてみます。『ペポ』『ベボン』とおなじみの音が出て認識したり切れたりしました。特に問題なさそうだ。
あとはデバイスマネージャを見ながらこの回路をハブの下にぶら下げてみたり、この回路下にハブをぶら下げたりしつついろんなデバイスで実験して動作確認しました。
おおよそバスパワーのデバイスであれば、電源だけ切れば抜いたことになるようです。セルフパワーだと当然ながらこの方法では切れません。
今回スイッチ化しようとしている2つのデバイスについてはこの方法で問題ないため、電源だけオンオフ作戦で行くことにしました。

2.スイッチ
U101液晶右側についてるスライドスイッチを動かすと、純正無線LANカードがささっていたコネクタの電源に来ている3.3Vがオン・オフします。これを使って、USBの5Vをオン・オフすればよいわけです。
秋月の通販ページを眺めたりしてたところ、なおぽんさんが「いい部品あるよ」とのこと。


で、なんだかんだ話をしてるうちに部品をもらうどころか実用サイズで動くところまで作ってもらっちゃいました。相変わらず器用だなぁ。
小さいです。何も考えずに埋め込めそうだ。

3.実装
今ある回路のハブから無線LANとBluetoothドングルの電源を切り離します。
スイッチ回路の電源入力側にハブからの電源を接続し、出力側に上記デバイスの電源を繋げます。
あとはスイッチ入力に3.3Vの信号線を入れてあげれば完成。


これでスイッチ化を終了。オフにしても内蔵のMicroSDと左側の外部ポートは動いてます。
ハブの発熱を考えるとハブそのものをオフにするスイッチを、裏蓋に作りつけるようにしてもいいかもしれないなーと思った。

この機種はバックライトの寿命はどのくらいなんだろう。ここまでやったら長生きしてほしいもんです。