2008/07/27

長野杯 松本予選

M:tG 長野杯の松本予選、行ってきました。

レギュレーションはローウィン=シャドームーアブロックで、一昨日届いたイーブンタイドがいきなり使える。
青黒か白黒かですごく悩んでいたんだけど、結局青黒に決定。

メイン 60
4 フィルタ
4 部族
4 リフプ
6 島
6 沼

4 大口
4 大爆発
4 漂い
2 誘惑撒き
2 青黒アバター

4 思考囲い
4 unmake
4 青コマ
2 黒コマ
3 マネキン
3 霧への変化

サイド15
4 蛇化
4 墓地リムーブするやつ
3 くぐつ師
1 黒コマンド
3 ピンポンパン

適当すぎ(笑)白黒持ってきたかったんだけど、ランドがちょっと不安だった…
でも良く考えてみると、つぶやき4プール4フィルタ1平地7沼8とかなら結構余裕だったんじゃないか。


1回戦 黒赤ローグ
ローグを通して徘徊で回すデッキ。
2戦目に残ライフ2で辛うじて勝っただけであとは削りきられて負け。
徘徊コスト安すぎ。
×○×

2回戦 フェアリー
言わずと知れた強デッキ。苦花ってそろそろ禁止にしてもいいんじゃないかなあ(笑)
1戦目、青黒アバターで2回パンチしたら相手が投了。
2戦目は思考囲い撃った次のターンに苦花トップデックされて負け。
3戦目はフィルタランドスタートで2ターン目に思考囲い×2→苦花×2で勝ち。
○×○

3回戦 緑単
緑白のハイブリッドカード満載で、カメレオンの巨像入りのデッキ。
2戦とも土地事故してる間に巨像や緑白アバターが並んで負け。プロテク黒ダメだった(笑)
××

4回戦 黒単-1カウンターコントロールデッキ
上田予選で、呪い人形デッキを使っていた彼。
今回は屍滑りを軸に-1/-1カウンターを乗せるカードを集めた面白いデッキ。意欲的に自分のやりたい事をするデッキを作る姿勢はすごく良いですね。
1戦目は叫び大口効かないしバシバシ殴られて死にそうだったんだけど耐えて耐えて黒コマンドで勝ち。大味過ぎですみません。
2戦目は細かく削られ続けて負け。
3戦目、青黒アバターで勝ち。やっぱりブロックされないって強い。
○×○

5回戦 キスキン
このブロックでは一番嫌な相手かも。結構対策してるつもりなんだけどいまいち勝率悪い。
その上、逆事故で2戦とも負け。ゲームになってなかったorz
××

以上、6点で終了したためさすがにトーナメントは無いだろうと思い、借りてたカードを返して帰り支度をしていたらなんだかトーナメント出れますとの事。追加でもうちょっと遊べることになった。

トーナメント1回戦 キスキン
またもやキスキン……まあ強いもんな。
1戦目 17→14→11→5→0 負け。なんか成長するキスキン強い。
2戦目は青黒アバターを出したところにラスを撃たれ、アバターを霧化で守ったら勝った。ちょっと楽しかった。
3戦目、ここで踏みとどまれる!ってところで緑白アバターが出てきて負け。プロテク青赤黒って強すぎです。

今日は色々対戦できて楽しかった。6戦もやるとやたら疲れるけどね。
しかしなんかみんな黒くて叫び大口要らなくて寂しかった。レッドキャップの方がまだ使えそう。
キスキンは勝てそうで勝てなかった。
ブロック構築は使えるカードが限定されてて、スパイラルを全然持ってない自分としては結構楽しく遊ばせてもらったなと思います。もう今後は多分スタンダード作らなきゃいけないんだろうね。

15日にはもんぜんプラザでオリジン・スタンがあります。昔のカード使えるのは楽しいのでぜひ行きたい。白黒とか、貿易風ライダーとか懐かしいので遊びたい。

2008/07/23

ノートパソコンを電池で動かす 外装編

電池直列編では、思い立って動かしてみるところをやってます。
監視回路編では、AVRマイコンを使った残電圧監視回路を作ってみました。

さて、20個の電池はさすがに邪魔です。4個ずつの電池ボックスにいれても邪魔です。
そんなわけで、アキバで「いつか使おう」と思って買ってきてあったケースのなかからいい感じのを選んでみました。

電源スイッチです。部品を嵌め込むための穴を、ヤスリでサイズを調整しながら最終的にはぴったりになる大きさで開けます。
これ、四角い穴を開けるのがなかなか大変でした。案外しっかりしたケースで、プラスチックなんだけど厚みが3ミリぐらいあります。カッターとかではキツイ…どうしようかと悩んでいたのですが会社で機械設計の人にちょっと話してみたところ「それなら超音波カッターでしょう」という話になりました。

超音波カッターとは一見普通のカッターナイフみたいなナイフの柄からコードが出ていて、それが20センチ角ぐらいの機械に接続されたものでした。
機械には周波数の調節用ダイヤルがついています。で、超音波を出しながらナイフの刃先をプラスチックに当て、発振する周波数を調節していきます。
周波数が合わないうちは硬くて全然切れないプラスチックが、周波数が合ったとたんにバターのように溶けながら切れ始めます。
まあアレです。プログレッシブナイフ。
切り口は溶けた感じになるので、かなり余裕を残して切り、残りはヤスリで仕上げないといけません。


丸い穴は簡単。ドリルでがーっと開けるだけ。

これはノートPCへ電源を提供する端子部分です。電源のところもそうだったけど、嵌め込みパーツを使う場合はよっぽど変な失敗をしない限りはきれいに仕上がります。

ああでもこれ、位置がちょっと失敗気味だったかも。あとから考えると1ミリぐらいずらしたかったのですが、一発勝負なのでどうしようもありません。
問題なく配置できてるからいいんだ。

ちと写真がわかりにくいかもしれませんが、これは残容量を示すLEDメーターです。
10段階表示。

窓はLEDにあわせて四角く切り取ってあります。
こいつも超音波カッターでズバーッと切って、あとは汗だくになりながらガリガリとヤスリで削りました。
なかなか綺麗に四角い窓が開いています。

薄いグレーのアクリルレンズかなんかをぴったり嵌めればより製品っぽくなると思うので、良い素材があったら取り付けたい。
今はLEDがそのまま見えるような形になってます。

外観はこんな感じになりました。
単純に黒い箱ですねぇ。電池が20本入ると結構ズッシリとした重みになります。なかなかカッコいい。

これ、組み立ててるうちにいろいろと改善案が出てきてしまうんだよね。USB給電口があったら便利じゃないのとか、そもそもステップアップ電源を使って電池を16本ぐらいで済ませられるんじゃないのか、とか。

今回はとりあえずこのまま完成させます。

VAIO君を接続してみました。
以前の実験では2時間程度の駆動時間でしたが、今回は自宅で20本全て充電しなおしてから稼働時間のチェックをしてみました。

ウサビッチの動画ファイルをひたすらループ再生させること、なんと2時間50分。警告音がピーピー鳴り始めました。予想通りというか、予想以上というか。

普通に使ってれば3時間持ちそうです。あとはやっぱり100均の4本100円電池を5パック買ってきて実験してみたい。どんな結果になるのか……ダメダメでも笑えるし、それなりに長く動いたりしたらそれはそれで面白いな。

内部写真中身は電池がみっちり押し込まれ、
スピーカーとか電池同士をつなぐ配線がその隙間にねじ込んであります。
なかなかいい感じの仕上がり具合になってるんじゃないかと。目的として、実用は3割ぐらいでいい。単3乾電池でそれなりに動かすというオモチャ感覚を楽しむのが7割です。

もしeeePCなんかを買ったら19V系に設計しなおさなきゃいけないなあ。とはいっても、あれは単体で8時間も持つようなので外部バッテリーなんていらなそうですけどね。

2008/07/17

東京出張

久々に(?)東京へ。
A社からモノを購入し、それを材料に製品を作りB社へ納入するというプロジェクトが進んでおり、今日はそのA社とB社両方へ行ってきました。正直夏場は東京行きたくない。暑いし。
午前と午後みっちり打ち合わせをした後、会社の人たちとは現地解散。僕は秋葉へ向かいました。

あちこちでEeePC901が売っていて参った。重量は1キロ超えてますが、手ごろなキーボードサイズと大きくなったディスプレイ、何よりバッテリー駆動8時間という省電力。欲しくなる……けどさすがに6万の衝動買いはできなかったです。
「今買えないと次に手に入るのは10月とかになっちゃいますよ」とか店員が言ってたけどホントかな。

ふらっと入った古いパーツ屋のビルにデュエルスペース付きのカードショップが入っててびっくり。遊戯王のカードをスリーブにいれてマジメに遊んでる人がいてさらにびっくりした。
M:tGガチャガチャが200円だったので回してみたら『鏡の精体』が出た……当たったのか外れたのか……

カードのお店をひとしきり回った後、電気部品のお店へ。またちょっとしたものを作りたいのでいろいろと買い込んできました。

遊ぶネタや試したいことは山ほどあるけどこなす時間が無いな。今週末は3連休だったり、もうすぐお盆休みだったりするけどまとまった休みとなるとなぜかダラダラとPSPやってたりするから困る。

2008/07/15

ネット規制法

司法試験の論文問題に、“もしも「ネット規制法」があったら?”という出題がありました。
問題はこちら(PDFファイル)

これ、なかなか面白いです。よく未来物の映画なんかで「行き過ぎた管理との戦い」っていうテーマがあるけど、まさにそんな感じ。
ここで登場するネット規制法は次のようなものです。
・年齢制限をかける。ネットワーク機器にはすべてフィルタリングソフトウェアを導入する。
・どのページを“有害”と判断するかは政府の「フィルタリング審議会」の判断による。
・認証ソフトを導入しなかったり、削除した状態で子供に使わせた場合は違法となり罰則がある。
・18歳以上であれば、手続きをすることによりフィルタリングソフトを削除することができる。

この条件付けで、さらに次のようなストーリーが展開されます。
・Aさんは平和問題に関するページを運営していた。このページの有用性は社会的に認められていた。
・しかし、その中にあった写真が残虐であるとして、フィルタリングの対象になってしまった。
 →この時点で18歳未満はもとより、フィルタリングを解除しなければ大人でも見ることはできない状態になる。
・問題となった写真は直接表示するようにはなっておらず、不快感を与えるかもしれない画像として注意文をつけた上で別ページに掲載していた。
・Aさんはこれらの処置への対抗策として、自分のページがフィルタリングを通過できるようにするソフトを開発。これを新しい別のページにフリーソフトとしてアップロードしたところ、捕まってしまった。

で、設問は「あなたがAの弁護人だったとしたらどう主張するか答えなさい」だそうです。これは実際受験したら大変だろうなあ。
ハリウッド映画だったらまずフィルタリングハックの技術を狙う組織からの接触がありますね。審議会の手を逃れて組織にかくまわれて、すごい地下研究所とかを見せてもらったりして一旦は安心するんだけど実は「審議会」と組織のトップはつながっていることを知ってしまう。
そんで組織も逃げ出して、警察と組織の両方に追われて逃げ回った挙句にマザーコンピューターかなんかを爆破、みんなが自由にネットを見られる世界になってめでたしめでたしと。まあこんな感じでしょうか。

妄想ストーリーは置いといて、論文はどんなのが正解なんでしょうね。「法律で決まったことなんだから違反したらダメだと思います」とか書いたらサックリ落とされるんだろうな(笑)
模範解答とかあったら読んでみたい。素人目には「審議会」あたりが突込み所なんだろうなとは思うけど、どう弁護するか?なんていわれてもサッパリですね。
時間内に憲法を引用しながら問題点を突いていく文章をまとめるなんてことができればそりゃあ弁護士になれるだろうさ、うん。

しかし問題文の「ネット規制法」、ある意味リアルで気持ち悪い。
プログラマやってるとサンプルソースを探したり計算式を探したりドライバを探したりというのはもう日常で、ネット無しでは立ち行かないです。年齢規制はともかく、ネットの時間規制論なんてまったく論外です。プログラマに限らず、他にもネットに依存して成り立ってる仕事もたくさんあるんじゃないかな。
法人個人で制限を変えればいいと言う話もあるかもしれないけど、抜け道になったり問題が複雑化するだけで何の解決にもならない。
政治家さんやテレビの有識者さん(笑)の方々、インターネットはメディアじゃなくてインフラであるということをよく理解した上で議論して欲しいなあと思います。

栗本薫『グインサーガ121 サイロンの光と影』

栗本薫『グインサーガ121 サイロンの光と影』読了。
これは酷かった。主人公イジメも甚だしいですよこれ。

以下、ネタばれ&読んでない人にはさっぱりな話題が続きます……


作者さんとしては、グインの今の嫁をメタメタに悪く見せておいて、病死とかで退場させて読者を納得させた上で最終的にリンダとくっつける方向に持ってこうってことなんだろうけど。
なんかケイロニアは立派な国ですよ~って散々やっといてあれは無いでしょう。ストーリー的に無理がある。元々ケイロニアにいたはずのハゾスさんがあの状況を初めて見たっていうのがそもそもおかしすぎる。どんなに顔あわせにくくたって王様不在の王妃と宰相なら会わないわけないでしょうに。
前半のグインバンザイを延々やってるのもいい加減しつこいし、後半は気色悪いのでもうゲンナリでした。あー、もう次は買わない。

2008/07/14

久美沙織『MOTHER-The Original Story』

久美沙織『MOTHER-The Original Story』読了。と言っても、これは10数年前に読んだことがあったのですが、なんとなく思い立って読み返してみました。
タイトルの『MOTHER』とは、元々ファミコン用のRPGだったものです。80年代風の世界観と宇宙人や超能力を題材に、RPGとしても斬新な作品でした。ファンも多いんじゃないでしょうか。
ちょっと前にゲームボーイアドバンスで『MOTHER 1+2』として復刻されてます。

小説版は、ヒロインの女の子の視点で進められていく形でした。ゲームではほとんどの時間、ただついて歩くだけになるキャラクター達ですが、彼らの感情が丁寧に描かれていてとてもいい感じです。
ストーリーの流れは、原作の展開を一応押さえつつ、いろんなイベントがテンポ良くちりばめられています。
RPG一本遊んだような、主人公達の成長とか、謎解きとかの雰囲気が楽しめました。古い作品でもう新品は売られていないようですが、古本屋とかで見つけられたらぜひ。お勧めできるお話だと思います。

2008/07/11

iPhone発売

iPhone本日発売ということで、あちこちでニュースになってます。
そんなに騒ぐことか?とかちょっと思いますけどね。そういえばMacBook Airの時なんかも、朝、テレビのバラエティっぽいニュース番組で散々取り上げられて大騒ぎしてました。MacBook Airは未だに実物を見たことがないという事実を考えると、まあ流行る流行らないにかかわらずお祭り騒ぎで楽しんどけ、って雰囲気なのかもしれません。

iPhoneはねぇ、携帯としては喜んで買う人、少ないんじゃないかと予想しています。理由は3つ。

1、画面剥き出し。
『画面が傷つくから折りたたみがいい』って人が結構多い。僕の携帯が画面剥き出しなんだけど、「それ傷つくでしょ?」って心配する人が沢山いる。「やっぱり折りたたみじゃないと」って人はiPhoneダメでしょう。

2、絵文字が使えないということ。
僕の使っているWILLCOMですら他社と共通の絵文字が使えるというのに。使ってないけど。というか、世の男性達はメールのやりとりで絵文字というものを使ってるの?
彼女とラブラブメールをする時は赤ちゃん言葉でハートマークとかニコニコ顔とか泣き顔とか使いまくっちゃってるのだろうか。そんなことないか。
まあ自分が使わなくても、彼女が送ってくれた『おはよう♥』メールが『おはよう■』とかになってしまっていたら物凄く味気ないんなじゃいかと。

3、ワンセグとフェリカが無い。
なんでかよくわからないんだけど、自分の携帯がいかに凄いか説明したがる人がよくいます。
いかにそれが薄く、軽く、テレビとオサイフ機能が収まっていて、カメラが何万画素もあるかということを熱く語られてしまう。
話をさえぎれない、目上の人にこれをやられると非常に迷惑だよね。「へぇー、スゴイですね」って答えるけど。
話がそれたけど、そういう“わかりやすい高機能”がiPhoneにはついてない。インターネットに繋がることも、音楽が聴けることも、いまどきの携帯にとっては当たり前のことだしねぇ。
マルチタッチパネルで写真をくるっと回せたりするけど、それもさほど自慢するような機能だとは思えない。やっぱり「ワンセグ」「フェリカ」が無いと売れないんじゃないかな。


色々書いたけど、僕は1も2も3も気にしない人なので買ってもいいかなって思ったりしてました。
しかし、残念なことにiPhoneはモデムにならないのです。
携帯なら携帯のブラウザでネットを見る方法と、パソコンに携帯をつなげてパソコンのブラウザでネットを見る方法とのどちらかを選べますよね。
iPhoneは6000円の通信費を払ってもiPhoneからしかネットに接続出来ないわけです。その回線をパソコンから利用することが出来ない。これが痛い。痛すぎる仕様です。結局「これは無いな」という結論に落ち着きました。

今のところ60GのiPod photoがとても調子よく使えているのでしばらくはこれでがんばろうと思います。
iPhoneは……誰か買ったら触らせてください。実物が動いてネットに繋がってるところは凄く見てみたい。

2008/07/07

乙一『さみしさの周波数』

乙一氏作、『さみしさの周波数』読了。いや、読んだのはもう1ヶ月以上前なのですけれど、読書メモです。
4つの短編が収録されていました。

『手を握る泥棒のはなし』
これはなかなか楽しいお話でした。泥棒をするために壁にドリルで穴を開けて、手を突っ込んだらその手を掴まれてしまうという展開です。
泥棒が男性で室内にいるのが女性。お互い手を掴みあった状態での会話のやり取りと駆け引きで話が進んで行き、どうなるのかとハラハラします。

『フィルムの中の少女』
映像の中の少女が、1度目の再生では完全な後姿で写っているだけなのに、次に再生した時は少し振り向いていて、また次に再生した時はもっと振り向いていて……
という、ある意味良くあるタイプの怪談を使ったお話です。
文章が、終始フィルムを発見した女性が誰かに語りかけているように書かれており、読み進むにつれて“聞き手”はいったい誰なんだろう?とジリジリとした緊張感が味わえます。
オカルト的な主題と推理と、最後にはじんわりとした感動も。なかなか楽しめました。

乙一作品はちょっと調べてみるとかなり映像化されてるみたいです。
『手を握る泥棒のはなし』もドラマかなにかになっていたようで、これはすごく見てみたいと思いました。

2008/07/06

GPT神戸 長野大会

GPT神戸 長野大会に出場してきました。
今回はローウィン=シャドームーアブロック構築。前回のスタンダードで持っていったデッキを少し変えた形で投入しました。
青黒コントロールデッキです。一応良く使われているカードで構成されてますが、有名なデッキのコピーとかではありません。見た目の美しさや構成の美しさが無いと作る気がしないのです……それで強ければ文句無いんだけどね。

今回はスイスドロー6回戦となりました。

1回戦 ドランデッキ (サイト眠れる森の獅子のぐっさんという方)
1戦目、フィルターランドしかなくて本当ならマリガンしなければならない手札だったのにすっかりタップインランドと勘違いしてスタート。『思案』を撃ったところで「あれ?これ違いません?」とか言われて警告はもらうは何もプレイできないはでもうグダグダwゲーム以前の段階で負け。ヒドイ。
2戦目はサクサク除去が入ってそれなりの形で勝ち。
3戦目は土地が止まってしまい負け。
結構いい勝負が出来るレベルだったと思うんだけど色々と残念な結果でした。
×○× 0点

2回戦 キスキン
1戦目 キスキン相手にすさまじいスロースタート。残4ライフまで削られたところでいったん踏みとどまり、相手のライフを5まで削る。
クリーチャーのやり取りがあった後『メドウグレインの騎士』が4ターンほど居残ってしまい、地道に補強されて削りきられてしまいました。土地しか引けない4ターンはキツイ……何か1枚でも引いていれば。
2戦目 山ほど入っている除去で順当に場を押さえ、殴りきりました。
3戦目 自分としてはいい感じだったと思うんだけど、タイムアップ。最後無茶しすぎて死にそうになった。ちょっと怖かった。
×○- 1点

3回戦 緑単ツリーフォーク
緑単色のツリーフォークデッキ。
1戦目 5/5とか4/6とか出てきて7点まで削られたところで『叫び大口』と『誘惑撒き』で踏みとどまり、そのまま殴り勝ち
2戦目 『目腐りの終焉』強し。相手ライフが8あってまだ2ターンぐらい持ちそうだったんだけどいきなり投了されてびっくりしました。心が折れたみたいだった。
○○ 4点

4回戦 フェアリー
1戦目 土地が4枚で止まる。ギリギリで回してたら『苦花』が出てきて圧倒されて負け。
2戦目 『人形』で釣った『漂い』で相手ライフを12点まで削ったところで『苦花』が出てくる。手札の除去カードの数を見たらそのまま勝てそう……殴りきって勝ち。
3戦目 どうも土地が詰まり気味で自由にプレイできず、苦しんでいるところに『苦花』×2を喰らってかなりキツイ状態に。最後は青命令のフルタップに賭けたんだけどさっくりカウンターされました。
×○× 4点

5回戦 キスキン
1戦目 こちらライフ14点、相手ライフ24点のところから『誘惑撒き』と『レッドキャップ』でひっくり返して勝ち。快感です。
2戦目 なんかトークンがワラワラ出てきて『鏡編み』で瞬殺されました。ヒドイ。
3戦目 3体生成→3体除去を2回ほど繰り返し、11点まで削られたところで『レッドキャップ』を並べて踏みとどまる。鏡編みが怖いなーと思ったら黒命令を引き、本体の7点を削りきって勝ち。
○×○ 7点

6回戦 エレメンタル (上田のH君)
1戦目 『大爆発の魔道師』で土地を止められ、なんかいろいろ出されて負け。
2戦目 除去合戦になりました。『熟考』と『レッドキャップ』でなんとか8点まで削って黒命令で8点という乱暴かつ行き当たりばったりな勝ち。
3戦目 『概念の群れ』で殴られ、それを『誘惑撒き』で奪って殴り、とやっていたら時間切れ。
×○- 8点

完全に自分のミスなんだけど、1戦目の失敗がとても痛かった(笑)
2勝2敗2分。なんだこれ……
一つ一つ惜しいところがあって、どこかちょっとした切欠があれば勝ち越せたんじゃないかなと思います。
“テンポ”という概念も大分解ってきました。熟考で6枚ぐらい引かれてても勝てるときは勝てるんだなと。
それから、負けてもそれなりの形になってれば挫けずに最後まで戦えるな、と思った(笑)
まあこれで今回のブロック構築は終了になりそうですが、スタンダードの大会も機会があれば出てみたいなと思います。

2008/07/04

ノートパソコンを電池で動かす、続編

ノートパソコンを電池で動かすの、続編です。

ただひたすら“直列にしてACアダプタの代わりに繋げました”という前回の状態ではあまりにも大雑把です。
そもそも電池がどれだけ減ってるのか解らないというのはバッテリー装置としてはあまり実用的ではありません。というわけで、残量表示をつけてみることにしました。

最近は安価なマイコンがいろいろと出始めています。特にPICマイコンは安くてラインナップも多く、周りでも使ってる人がいるということで自分でもちょっと買っていじってみたりしていました。
しかしこやつがいまいち言うことを聞いてくれない。結構書き込み機とか高かったのに、結局放置してしまってました。
なんかフル機能のC言語でサクっと動くものはないのか……
そこでふと目にとまったのがAtmelのAVRマイコンというもの。無料のコンパイラで超簡単!というようなことがどこかのページに書いてあったのでこれを使ってみることにしました。
機材も3千円くらいのを買えばあとは部品代だけ。これも投げ出したら目も当てられませんが(笑)

そんなわけで買って来ました。AVRマイコンと書き込み機。
AVR Studioというフリーの開発環境をダウンロードしてきてインストールします。
適当なプログラムを作ってコンパイルし、書き込み機で書き込み、テスト用の回路に乗せる。……すると、さっくり動きました。これは良い。

回路は最初いちいち半田付けとかしてられないのでブレッドボード上に作っていきます。
ブレッドボードは、ボード上の穴に部品を挿していくだけで回路が組めてしまいます。部品のデータシートとか見ながらザクザク挿して実験です。
とりあえずLEDをピカピカ光らせることに成功した後は、電池の残量を読み込むためにA/Dコンバーターを動かしてみました。24Vの変化を5Vの幅で読まないといけないので、抵抗で分圧して読み込みます。
この辺のプログラムも実に簡単。基本機能を走らせるだけで出来てしまいました。
表示は今回、10個LEDが入ったレベルメーター用の表示器を使うことにしました。
オーディオアンプとかについてる、ボリュームが大きくなるとバー表示が上に伸びていくアレです。仮装大賞の得点ランプみたいなやつ。
バッテリーが満タンなら全部点いていて、減ってきたら段々消していくことにします。

プログラムはめちゃくちゃ簡単です。A/Dの値を読む→LEDに表示。これだけ。
電池がやばくなって来たら音が鳴るように、スピーカーもつけてみました。一通りブレッドボード上で動くことを確認して、これ以上変更がないってところまで詰めたら回路図を作ります。

次は、回路図を見ながら実際に作っていきます。
部品の配置と、配線には結構頭を使います。パズルっぽい感じ。
方向性が決まったら、部品を一つ一つ半田付けして、配線もしていきます。

ブレッドボードで実験してた時と比べたらかなり小さくなりました。右上にくっつけてあるのはなおぽんさんがくれた電源ユニット。昔作ったそうです。小さく作ってあってすごい。

中ほどにある黒いのがAVRマイコンです。CPUです。1MHzで動いてます。最近のパソコンのCPUは1GHzが2個とかなのでこいつの2000倍以上の能力があるんですねぇ。
そういや昔のPC-9801なんかは20MHzを40MHzにオーバークロックするパーツが5万とかしてました。
このAVRは最大16MHzで動作させることが可能です。200円ぐらいなのに。
技術の進歩っておそろしいね。

残量表示が出来るようになったので、あとはこれを前回のものといっしょにきれいに箱に収めたら完成です。

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