2007/12/22

スターウォーズシンポジウム

ちょっと忘れてたんだけどいまさら書いてみる。15日の日記。

会社の『スターウォーズ同好会(暫定)』による飲み会、“スターウォーズシンポジウム”が開催されました。
なぜシンポジウムなどという大仰な名前がついたかというと、単に「シンポジウム」を辞書で調べたら「饗宴」って書いてあったからです。まあ今は「討論」みたいな意味の方が強いですけど。
でも響きがカッコいいからシンポジウムです。単なる飲み会だけど。

佐久市にある大鷲(←音出るので注意)
というちゃんこ鍋屋さんに行きました。
1人前=3人用という相撲取り基準の表示になってます。5人で2人前たのんだけどかなり苦しかったですねぇ。

話題といえばR2-D2 translatorで作ったR2-D2のしゃべり声を着メロにしたこととか、平成ガメラの出来がいいとか、店のおねえさんはジョニーデップが好きだとかそんな内容でした。

小学校の頃プールでどんな遊びをしたか?という話になり、“キャプテン翼のスカイラブハリケーンを再現派”と、“ズゴックになりきって泳ぎジム役をやりたくなくてケンカになる派”で対立したりしました。
ああ、ガンダムの話題はVと∀とZで好みが分かれてしまっていていまいち盛り上がりに欠ける感じだったなあ。

カオスな飲み会で楽しかった。また来年なのか?半年ぐらいで開催してもいいなあ。

2007/12/16

TRONSHOW2008


14日の金曜日、TRONSHOW2008へ行って来ました。
会社で駄々っ子になって展示会に出席しようといういつもの作戦です。
東京国際フォーラムという展示会場でした。東京駅と有楽町駅の間ぐらいに横たわっている巨大な建造物で、すげー上の方に天井があり軽く未来都市な感じです。
しかも会場が地下。


いつも東京方面出張すると思うことがある。

『同じ国に住んでるのにこの文化レベルの違いはなんなんだ』

田舎はなあ、車がないとどこにもいけないくせに車で移動しても大したものがないんです。
山はあるけどさ。普段会社勤めしてるわけで山が近くにあってもあんましうれしくないじゃん。
空気はいいけどね。街やお店を歩いても人がまばらなのでぶつかる心配は全然ありませんけど。
親が畑で作っている野菜とかリンゴはおいしいですけどね。

それほど愚痴でもない感じになりましたけれど、都会から帰るときはなんとなくサビシイ気持ちになったりします。

TRONSHOWそのものは朝10時から午後3時半までセミナーの予定を組んで出席し、残りの時間は展示会場を見学してきました。
組み込みOSっていまいちうっとうしくて使うの嫌だったんだけど、まあ最近のデジタルガジェットはOSなしじゃやってられませんわなぁ。もうちょっと勉強しとくとおいしいかもと思った。

予告編を観ていて気づいた属性

ベオウルフ始まる前に、当然のごとく予告編がながれたわけです。

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」が面白そう。多分観に行く。
巨大で素敵なポップが飾ってあって、そのポップを観ただけでも本編観たいなーと思ってたんだけど、予告みたらすごい待ち遠しい。

なんだろう、ローティーンの女の子+しゃべる動物ってだけでツボなんです。

ナルニア国1巻のルーシィとライオンのアスランとか、グイン・サーガの始めのあたりでの超絶美少女リンダと豹頭の巨人グインとか、マルドゥック・スクランブルならもちろんバロットとウフコックだし、もののけ姫のサンとモロとか、パンダコパンダのミミ子とパンダ親子とかとにかくいろいろあるんだけどそういうのにグラグラとなにかが揺り動かされるのです。

ほら、動物はすごーく強いんだけど女の子に対するメンタルな攻撃とか心の傷なんかまではやっぱり守れなかったりして、動物さんはそういうのに責任を感じちゃうんだけど女の子が気丈なところをみせちゃったりしてとかね、逆に女の子がこう大きくて強い動物を守るシチュエーションとかが出てきたりとか。ああ、いいなあ。
こういう属性ってあるのかな?同士はいるのか?

ベオウルフ

映画『ベオウルフ』観て来ました。
自分の感想は「レイトショーで1200円だったけどそれでもちと損したかな」って感じです。
以下いろいろ書くので観たい人はここまでにしといてね。



全編3D。アンジェリーナ・ジョリーが水の中から顔を出すCMやってますが、あれも全部3Dです。
テレビで見るとリアルなんだけどね。映画館で見るといかにもコンピューターでがんばって作ってますよ~という感じで集中できない。もういっそアニメにしてくれ。
シーンをカットしないで映像をつなげていく技術はCGならではなんだろうけど、あまりに多用しすぎてストーリーもダラダラと流れている印象を受けてしまいました。カメラが真上から下を写してズームイン、ズームアウトする映像もやたら多いんだけど気持ち悪くなるからほどほどにして欲しかった。

『ロードオブザリングとスリーハンドレッドが融合!』っていう煽り文句は殆ど詐欺っぽいけどまあ、B級だと思ってみればそれなりに楽しめると思います。

とりあえず笑えるのが主人公のベオウルフが最強すぎなところ。すさまじいモンスターをナイフ一本でバッサバッサと切り倒すのは、“ベオウルフ”という名前に何のバックボーンもない僕にはギャグ映像にしかみえず、笑いが込み上げて来ます。
トロールみたいなのと戦うシーンはなかなかがんばってましたが、とにかく敵のトロールがグロいので戦闘のスゴさに集中できない。逆を言うとそのぐらい気色悪いクリーチャーをCGで表現してます。
そうそう、王妃さまの竪琴と歌には一瞬萌えました。ネグリジェでナイトキャップに長い髪をしまいこんだ姿もちょっとよかった。
あとドラゴンが谷で暴れまくるシーンなんかは結構楽しかったです。遠目でつかうと結構リアルなCGだったかも。
ラストシーンは意味がわからずポカーンという感じでした。シュウさんは吹いてましたねぇ。

期待してた方向とは全く違ったモノだったけど、B級的な笑いやアクションは楽しめたです。

2007/12/12

スプーンおばさん


♪きれいだねっ て いわれなくて~も~ (恥ずかしいので以下略

スプーンおばさん。会社でT君と雑談中、久々に観たいなあと言う話になりました。
「ルゥリィが萌える。歌が萌える。」←このあたりの意見は一致してたんだけど、
「ルゥリィって綾波キャラっぽくなかった?」「いーや、ハキハキしたいい子ですって!」
「ちょっともののけ姫っぽい感じじゃなかったっけ?」「いい子でかわいいんですって!」
などと記憶の曖昧なところでケンカになりそうだったので見て確認しようということになったところ、検索してみたらタイミングよくヤフー動画で配信中でした。
スプーンおばさんは名前が「スプーン」で、脈絡もなくスプーン大に縮んだり、脈絡も無く元にもどったりします。
小さくなると動物と会話が可能になるという特殊能力付き。

第1話でいきなり小さくなるんだけど、誰かに魔法をかけられたとか、物を小さくする機械を触ったとかいう理由付けがなーんにもありません。まあみるからに首から下げたスプーンのペンダントが怪しいんだけどね。
こういうとこ説明しない作品って逆に新しい。
小さくなったおばさん、「あらあら小さくなっちゃったわ。でもとりあえず洗濯しないと」などといった達観ぶり。
小さくなったことに対して何のアクションも起こそうとしないところがすご過ぎる。まああとで戻るんだけど第1話から戻れるってわかってたのかな。原作とか読めば納得できるんでしょうかね。
動物と話せることにも驚きもしないところもすごい順応能力です。
おじさんが帰って来たときも「こんな姿みたらあの人びっくりして倒れて頭打って死んでしまうわ」心配のしかたがちょっとズレてないですか?

第5話でやっと出てきました。ルゥリィさん。ぜんぜん綾波キャラじゃなかったよ、ごめん。
でもちょっともののけ姫っぽいじゃん。動物たちと会話が出来、口笛ひとつで鳥の群れを呼び、走れば車を風のように抜き去るというスーパーキャラです。
その上、他のキャラが欧米アニメっぽいデザインなのにルゥリィだけは萌え感あふれる姿なのはやっぱり狙ってたんでしょうか。オープニングの歌声といい、役どころといい最高です。

まあいろいろ書きましたが、これ以上ないほどほのぼのとしていていい作品だと思います。多少子供っぽいところは萌えでカバーしつつ癒されてみてはいかがでしょうか。

2007/12/11

TRPG集会 SWEET×SWEEP aWAY


10日にあった『よりあいどころ上田』のレポート第3段。
『TREEHOUSE』『エムブリオマシンRPG』を遊んだあと、まだちょっと時間に余裕があったので先日でシュウ氏とともに購入してきたSWEET×SWEEP aWAYをプレイ。

内容は、ランダムに積み上げたポイントカードを1枚づつめくり、それを取り合うというもの。
手札は1~8とワイルドカード2枚の10枚が一組になっていて、全員が一組ずつ持って始めます。
ポイントカードには取得条件と得点数が記されており、例えば↓2だったら低い数字が勝ち、得点2ポイントです。
↓2なら手札から1を出せば勝てそうなところなんだけど、他のプレイヤーが同じカードを出していたらどんなに強いカードでもポイントを取れないというルールがあるので、他に強気な人がいて1を出すとお互い負けになり、次に小さい数字を出した人がポイントを取るということになります。

4人で始めたんだけど、最初の1枚め(↑3)に対して全員が同じカード(6)を出してしまうという波乱?の幕開け。
みなそれぞれに読みや思惑があったみたいですが、結果だけ見るとなんという気の合いっぷり。8も7もあるのに。
「案外考えなければかぶらないのか」と出してもかぶり、裏を読んだつもりがやっぱりかぶり……妙なところで読みを一致させるイヤな気の合いぶりを見せつつ、慣れないゲームなのでじっくり1時間弱かけて遊びました。

誰も取れなかったカードは「ガイスター」の得点となり、ゲーム終了時点でガイスターが最高点だった場合は得点の低いプレイヤーが勝利するという、“革命”っぽいルールがあるのですが、かぶりまくった結果終始この状態で(笑)、結局0点だったシュウさんとほっぴーさんが同点1位という結果でした。
なんだろう……なんか納得いかない!点数けっこう取ったのに!

基本は単純なんだけど案外細かいルールがあって、1,2度のプレイではまだつかめないね。
なんとなく思ったけど、「あんまり理屈っぽく考えると勝てない」ような感じします。そんな気しない?

2007/12/10

十二国記 『月の影 影の海』


なんだかまったく突然に読みたくなり、一気に2巻読んでしまいました。小野不由美作、十二国記の最初のお話です。

日常から一転、半人半獣や妖魔のいる異世界へ連れ去られるという実にラノベ的というか王道なファンタジーの導入展開。
しかし、主役の陽子が精神的にどんどん落ちていく心理描写でどっぷりと浸れます。闘いの描写もけっこうねちねち書いてあっていい感じ。
ダメダメになった陽子がネズミの楽俊くんに絡んで最悪のところから立ち直るところなんかは、すごく開放感があり良かったです。ハリポタの前半イジメシーン効果みたいな感じ?(w



中国っぽいファンタジーワールドも、ありがちな剣と魔法の世界ではなくいろいろ面白い設定で新鮮でした。
最後なんかドタバタと店じまいした感じだったけど、その辺のあっさりしたところもまあアリなのかなと思いました。あと10巻ぐらいでてるんだよね……まあじっくり読もうかな。

TRPG集会 エムブリオマシンRPG


くおんらいとさんのマスターで、テーブルトークRPG『エムブリオマシンRPG』を遊んできました。
“剣と魔法”のファンタジー世界なんだけど、よくある魔法使いは出てきません。代わりに魔法で動いてるっぽいロボットが出てきます。
キャラクター作成は生い立ちをランダムで決めていくだけでサクサクです。やたら面倒なゲームが多い中、こういうのは好き。
今回のゲームは、軽くロールプレイしておいて戦闘シミュレーションを遊ぶという感じでした。
僕のキャラはちょっと豪快な感じの若者で、なんかなつかしのゾイドっぽいロボに乗ってるという設定。パイルバンカーという“1回しか使えないけど超強力”な武器を2個持ってました。
シミュレーションでは適当に相手の動きを読みつつ移動や攻撃なんかの行動を指示するんで、そこそこ上手く敵の動きと自分の動きが合わないとちゃんと攻撃できないわけですが、「パイルバンカーを敵の背後で振りかぶってニヤリ」という状態を2回成功できたので大満足。

2ヶ月ぶりのTRPGで数年ぶりのプレイヤー参加でした。なかなか楽しかったです。また遊ぶ時はよろしく。

2007/12/09

TRPG集会 TREEHOUSE


くおんらいとさん主催のゲーム会(mixiリンク)に行ってきました。
メインはTRPGを遊ぶための場ということなんだけど、とりあえずということで先日購入してきたTREEHOUSEをプレイ。
1回、2回と遊ぶと、出た目に対する操作をみんな覚えてきていい勝負になってきます。勝ち手が複数ある状態でデッドヒートを繰り広げていくのはメチャメチャ楽しい。
ちょっとヒネった操作をして、おおっ!そう来たかみたいなやりとりとか、変に手詰まりになって困ってる状態とか、いちいち面白かった。また遊ぼう。

2007/12/08

グイン・サーガ118 クリスタルの再会


117巻読んだあと、図書館で借りればいいかとか思ったけど結局図書館に行く習慣がないので本屋で見かけたら殆ど反射的に買ってしまった。118巻です。
あとがきで作者さんが自分で自分のことを人間離れしてるとか書いてるところがなんか自慢げで気になるんだよなあ。まあ確かにすごいけどさ。
作者さんのホームページを見ると、ぶっちゃけヒドイなと思います。

まあそんなことは置いといて、物語は舞台をパロへと移しました。また展開を期待させてくれるといった内容でした。また面白くなりそう。
ああ、一つ思ったのは巻頭に付録されているカラーのイラスト、リンダが着替えてくるシーンを描いて欲しかった。いや、リンダとスーティの微笑ましいあの絵もいいですけどね。うん。
やっぱりいまどき萌え要素も重要なんじゃないかと。

2007/12/06

夏と花火と私の死体


もう雪も降りそうだというのになぜか読んでしまいました。多分これ、ホラー小説です。

すこしレトリックな雰囲気の“日本の田舎の夏休み”を舞台にしたお話です。
妹が友達を殺してしまうのですが、行方不明として終わらせるために兄が死体を隠滅しようとするといった内容です。
主観がなんと隠滅されようとしている死体になっています。幽霊が語ってるような感じかな。
しかも子供の視点で妙に無邪気なところがまた不気味でした。

最後の落ちもぞくっと来ましたよ。まあ冬に読むもんじゃないね。

もう一話、サイコホラー的なお話があってこれも非常に後味のわるーいお話でした。
なんかちょっとヒネリすぎな感じがするなーとか思ってたんだけど、作者さんはこれ17歳で書いてるんだね。そう考えると驚き。
薄暗い感じ、うしろめたさなんかが生々しくていいです。他のタイトルも読んでみたいな。

2007/12/04

のだめカンタービレ


会社のT君が古本屋に売る、というのでその前に借りてみました。「のだめカンタービレ」。
あれだけ話題になってたのにドラマもアニメも見たことない。面白そうだなとは思ってたんだけどね。
12巻まで一気に読みました。

学生編はすごくいいですねぇ。大学ってもともと少し特殊な世界(単位とかレポートとか早めに始まる就職活動とか)で、それだけで結構おもしろいんだよね。
それに加えて、音大ならではって感じのエピソードが楽しい。
千秋先輩が主役だよねこれ?のだめはなんかいいキャラだけどやっぱりヒロインなんだよね?そういう見方でいいのかなー。そうにしか見れない。

とにかくなんというか、クラシック聞きたくなるね。