会社の休憩時間、コーヒーを買おうと自販機に向かって歩いていると、正面を同期入社の“男”が疲れた様子でこっちに向かってきました。
そしてすれ違いざまに、ひしっと抱きしめられてしまいました…
硬直。
(あぁ、おとうさんおかあさんごめんなさい)←おい
(つーかボケなのか!?『なにすんねーん!!』とか言って突っ込むのが正解なのか!?)
(いやいや、一回こっちからも抱きつき返して『…ってなんでこんなことせなあかんの!』と、乗り突っ込みでいくほうがいいのか!?)
などなど、いろいろな考えが頭の中をぐるぐると渦巻くように浮かびあがりましたよ。
しかしそんな瞬間は長く続かなかった。そう、リアクションの無い俺に痺れを切らし、とうとうそいつが口を開いたのだ!!!(怖
「女の子紹介して」(ボソ
そうつぶやくと、彼はゆっくりと歩き去って行きました。
(なんでやねーん)
(その前フリはなんだったんだー!!)
(なんでそーなるの!)
(つーかそっちこそ紹介しろー)
と、いろいろなパターンの突込みを思いつくにまかせつつ、何か釈然としない気持ちを無理やり押さえ込み、僕はゆっくりと自販機の順番を待つ列の後ろについたのでした。
もう、怖いよマジで(笑)
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