『バガボンド』なかなかいいですねぇ。
『スラムダンク』の井上雄彦氏作でとっても読みやすい。この人師匠キャラ好きですね。安西先生とか。
なんか20年ぐらい前(?)に大河ドラマかなんかで宮本武蔵やってて、毎週楽しみにしてたなぁ。たぶん原作同じだとおもいます。
ドラマが終わってももう一度あの感動を!と思って10センチぐらいの厚みがある小説『宮本武蔵』にかじりついてた記憶があります。
『バガボンド』はキャラが独自の解釈で描きなおされていて新鮮ですね。特におつうさんにボケ要素が入ってるところはグッと来ます。あと小次郎の設定は衝撃的でした。
なんか1エピソード終わる毎に武蔵が悟ったような感じになるんだけど、次のエピソードに入るとなんかあんまり成長してないなーという気がしてちょっと笑ってしまう。でもどんどん強くなっていく感覚なんかはさすがに旨いというか、面白いです。
今見るとやっぱり又八ってすごくいいキャラだねぇ。臆病で自己中心的で、実際ああいった血なまぐさい世界で普通の神経だったらこういう行動しちゃうよなっていうところが人間くさくてリアルなんだよなぁ。子供のころは「こいつはなんなんだ」とかおもってましたよ。
まぁ子供のころはガンダムでカイに対してしょうもない奴だと思ってみたり、ルパンを見てても何でいつも不二子ちゃんに騙されるんだかわからなかったりしたわけですが。
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