2002/12/21

告別式

仏式のお葬式でした。来てくださった方ありがとうございました。式の最中に、はげしく雪が降ってきていて、みんな大変だったんじゃないかなぁ。

式が終わってから“御斎(おとき)”といって呼ばれた人たちの食事会がありました。
坊さんが、19日に僕に質問していた内容を盛り込んで挨拶をし、詩を読んだのには感心しました。
僕自身もなんだかんだと挨拶させられたりしましたが、どれが誰なのかさっぱりわかりません。名前覚えるの極端に苦手で、そのせいで高校生の頃、歴史のテストなんかは全滅状態。

雪の中、またも運転手です。家に帰ると、寺に位牌を納めに行ってこいと言われました。え?さっきまで坊さんたちいたんだから、渡してやればよかったのでは?と思ったけど、それはそういうしきたりだそうです。
いちいち寺に行かなきゃいけないのは、やっぱりかなり大変です。今は車があるからいいけど、昔の人はどうしてたんだろう。

やっとたどり着くと坊さんは待っていたようで、また違ったお経をとなえてくれました。お茶も出してくれたけど、車が動けなくなりそうな勢いで雪が降りつづけていたため、そこそこに帰ってきました。

夜になって、近所の人々が集まってきました。戦後途絶えていた風習である“お念仏”を行うためです。
巨大な長い(玉の大きさが直径2~3センチ、全長5から6メートルぐらいになりそうな)数珠をみんなが丸くなって持ち、数珠を送り回しながら念仏を唱えます。数珠は保存されていたもので、どのぐらい古いのか想像もつきません。
思いつきで引っ張り出したのかもしれないけれど、形骸化し失われつつある古い文化が、また少しだけ寿命を延ばした瞬間を見たような気がしました。