AVRマイコンによる電子工作を始めるにあたり、どこから手をつけたかというところのメモ。
マイコンのプログラムは、パソコンで作成→コンパイル→マイコンに焼きこむ→マイコンの乗った基板を動作させる、という手順で動かしていきます。
最初に何が必要かというと“マイコンに焼きこむ”ための道具が必要なわけです。最初ちょっと面倒だったので、いろいろと覚え書きをしておきます。
まず、これを作りました。『AVRを使わないAVRライター~AVRを使うUSBライター製作のために』というものです。
ただ、USBの方が楽だなと思ったので『FT232RL USBシリアル変換モジュール』を使いました。
必要な部品:USBシリアル変換モジュール、74HC04、ICソケット(14pin(74HC04用)、20pin(AVR用)、24pin(USBシリアル変換モジュール用))
※モジュールとか950円もするし、各ICももったいないのでICソケットでハンダ付けしました。失敗しても損害が少ないし、別の回路に流用したいときも抜き挿しするだけでOKだしね。
シリアル変換モジュールを使った回路図はこんな感じになりました。完成した基板にはATTiny2313を直接挿せるICソケットをつけています。
書き込み用のソフトウェアは、上記『AVRを使わないAVRライター』にある、
>> →実行ファイル+Cソースファイル avrsp_egg_050629.lzh
をダウンロードして使います。
とりあえずここまでで、回路図を元に基板を作成し必要なソフトをダウンロードすると、
「ライター用のプログラム(avrsp_egg_050629.lzh)」
「ライターハードウェア」
が手に入ったことになります。
これだけでもAVRライターとして使えるので、このまま自分の作りたいものの工作に突入できます。
ただ、ちょっと書き込みに時間がかかるのでこのライターを元に、もう一段階高速なライターをつくりたい。
その2に続きます。
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