2008/08/11

栗本薫『グイン・サーガ122 豹頭王の苦悩』

前作があまりにひどかったので、今作は借りて読みました。
しかし作者さん、重病なのに書くスピードはあいかわらず速い。週刊誌みたいだ。

122巻は前の巻で出た批評をちょっと逸らそうとしたようなイメージでした。「王妃を悪者に表現しまくったけど、王妃からしたらこうだったんだよ」みたいなフォローをした雰囲気。
正直121巻と合わせて1冊にまとまる内容だったんじゃないのかなと思う。旅芸人編から闘技場編のあたりが物凄く面白かっただけに、同じ話を延々と垂れ流していて3ページぐらい飛ばして読んでも問題ないぐらいのぐだぐだっぷりはダメじゃないかと思う。
それでも最後の数ページはちょっと良かったかなあ。続きが気になる展開はいつもながら巧いです。

そういえばなにやらグインサーガ、アニメ化されるんですね。
どうなんだろう、全般的に鬱々とした話が多いし、今人気が出そうな要素は少ないし、あんまりアニメ向きじゃないような気がする。でも動いてるグインは見てみたい。期待しすぎない程度に楽しみしておきたいと思います。