2007/12/06

夏と花火と私の死体


もう雪も降りそうだというのになぜか読んでしまいました。多分これ、ホラー小説です。

すこしレトリックな雰囲気の“日本の田舎の夏休み”を舞台にしたお話です。
妹が友達を殺してしまうのですが、行方不明として終わらせるために兄が死体を隠滅しようとするといった内容です。
主観がなんと隠滅されようとしている死体になっています。幽霊が語ってるような感じかな。
しかも子供の視点で妙に無邪気なところがまた不気味でした。

最後の落ちもぞくっと来ましたよ。まあ冬に読むもんじゃないね。

もう一話、サイコホラー的なお話があってこれも非常に後味のわるーいお話でした。
なんかちょっとヒネリすぎな感じがするなーとか思ってたんだけど、作者さんはこれ17歳で書いてるんだね。そう考えると驚き。
薄暗い感じ、うしろめたさなんかが生々しくていいです。他のタイトルも読んでみたいな。