これ、一見昔懐かしのゲームブックなんだけどちょっと変わったものなんだよね。
普通のゲームブックは
『敵が現れた!戦うなら123へ。逃げるなら234へ。』
って感じでシーンごとの文章にどんどん飛んで読んでいくという構造になってるんだけど、この『四人のキング』はもっとボードゲームっぽい感じで遊ぶようになってます。
まず、トランプを裏向きで7×7に敷き詰めてこれをマップに見立て、プレイヤーはこのマップの上を移動するわけです。
トランプ1枚1枚にいろんなシーンが割り当てられていて、たとえば移動したマップのトランプが「ハートの7」だったらゲームブックの「ハートの7」の項目を読む、といった感じでゲームを進めていきます。
『四人のキング』には「キング」「クイーン」「ジャック」と3つのマップが収められていて、それぞれ違った雰囲気で遊べるようになってました。プレイヤーによって勝利条件が変わったりするのは、半分ゲームブックであるからこそできる複雑さで、なかなか面白いです。
先日ゲームフェスティバルで買ってきた
トレカ番長&FT書房様の『ウォー・ロック』にも同様のルールが2本も収められてました。
こちらもプレイヤーキャラクター毎の性格付けとか、勝利条件が盤面の状況によって変化するものとか、一捻りした感じのルールになっていて面白い。
しかしこんなに持ってるんだけど一人でしか遊んだこと無い。
どなたかいつか良かったら一緒に遊んでやってください。
これ系のゲームを作りたいという野望もあるのです。
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