しなちくさんのところですごく感心したのが「収穫リング」というもの。
本来このゲーム、毎ラウンドにボード上に資材を補充しなければならないのがなかなか面倒。「あれ?ここ置いた?」みたいに不安になることもたまにある。
忘れたり数を間違えたりしないよう注意しつつ、『木材3→』には木材チップを3つ置く、『レンガ2→』にはレンガチップを2個置く、『羊1→』には…
と、まあ繰り返しになるけどとにかく補充は面倒なのだ。
資材コマに1回の補充量が書いてあり、中央の回転するボードの数字が何ターン経過したかを表している。
つまり「木材3」のコマが「2」の場所にあれば、『木材3→』のアクションスペースに6個置かれているということになる。
コマの数字×回転ボードの数字の掛け算一発で該当するスペースにある資材の量がで分かるというわけ。
素晴らしいのは補充の時。上で書いたような、あちこちに数を数えながら置くといった作業が全く必要ない。
中央のボードを1メモリ分回転させるだけ。
例えば
1の場所に レンガ2 羊1 2の場所に 木材3
となっていたとすると、1メモリ回転させるだけで
2の場所に レンガ2 羊1 3の場所に 木材3
という状態になる。レンガが2個から4個、羊が1匹から2匹、木材が6個から9個、と自動的に必要な数を示してくれるのだ。
『木材3→』のアクションスペースに入って収穫リングの示す数の木材を手に入れたら、リング上の『木材3』コマを「0」の場所に置き直す。
これで現在0であることがわかり、また次に1メモリ回転させるとここが「1」になることで補充されたことを表してくれる。
実際に使ってみたら、本当に驚くほど楽になった。最初少しだけ数を把握しにくいかなと思ったけどすぐに慣れたし、慣れてしまえばまとまっている分見やすいかもしれない。
公開されているサイズで作って一回遊んだところ、ちょっと小さいかなと思ったので20センチ角で大きめに作り直した。
中央の留め具は手芸店で見つけたカシメ金具。なかなか綺麗に仕上がったんじゃないだろうか。
下の写真はアグリコラの師匠であるせっきー氏宅でのお披露目。大きく作り直してからは初投入だった。
大きさとしては十分な使い勝手になったと思う。遊んでる間にちょっと反ってきてしまったけど。プリンターで印刷したものを厚紙にスプレーのりで貼り付けて作ったんだが、湿度や温度が要因になって反ってしまうようだ。なんとかならんものか。
いずれにしろこれはすごくいいアイテム。データ公開してくださっているしなちく氏にはとても感謝です。
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