2008/10/30

ライラの冒険 第2部「神秘の短剣」


フィリップ・プルマン氏著『ライラの冒険 第2部「神秘の短剣」』読了。
文庫の上下巻、一気に読んでしまいました。

第1部でちりばめられた謎を、うっすらと想像できるようなレベルで補強したり匂わせたりされます。推理する感覚がとても楽しい。また、前作同様に翻訳の文章も素晴らしいです。
今作は前回のファンタジーっぽさを引き継ぎつつ、守護精霊『ダイモン』のいる世界と、現実の地球の世界、その中間の世界と複数が舞台になっていました。
主人公である、地球人の少年ウィルは、達観しつつも冒険心に溢れていてなかなかいい感じです。ライラは相変わらず口先だけで切り抜けていくキャラで面白い。
タイトルになっている『神秘の短剣』はライラの持つ『真理計』と同様、非常に強力で重要な役目をもつアイテムであり、読んでいてときめきます。
物凄く壮大な話です。3作目を読むのが楽しみ。映像化されるのも楽しみです。