初めての海外出張で初めてのアメリカ本土へ行ってきた。
連休前にいくつか問い合わせがありそれに回答したりしていた。その問い合わせの関連で行って話を聞かないといけないね、という流れになったらしい。
とはいえパスポート持ってる?と聞かれたときはまさか自分が行くわけないよな、という気持ちだった。
移動だけで2日間、さらに20万近くのコストをかけて英語もろくに話せない自分などをわざわざ送り込むなどといった判断を、会社がするわけがないと考えていたのだ。
ところが英語ができる人材が一緒に行くということになり、技術屋として行って来いということになってしまった。
成田までの移動で3時間、昼食をとった後搭乗手続き等で2時間ほどかかる。
待っている間はたくさんの人がスマホやタブレットをいじっていたんだけど、隣に座っていた白人のおばちゃんがGBASPで遊んでいたのがすごく印象的だった。
9時に家を出て、飛行機に乗り込んだのは15時。上田からだと乗るまでがひと仕事だ。
往路は11時間のフライト。デルタ航空で成田からデトロイトまでの直行便だ。
当然エコノミーなので、席はものすごく狭い。4人並び席の左から2番目ということで、本来であれば相当苦しい場所だ。しかし左隣が同行者、右が空席でずいぶん気が楽になった。おまけに前後も空席だったのはラッキーだった。椅子を倒されないし自分は気兼ねなく倒せる。
各座席にタッチパネル式の映像システムがあり、そこに携帯機器充電用のUSBポートが1つついていた。iPhoneの充電は問題なかったけど、おそらくiPadみたいに2Aとか必要なものは無理だろうと思う。
今回はiPadは持ってこなかった。仕事用のPCなどの電子機器は全て手荷物で持ち込み、座席にはiPhoneとkoboだけ残してあとは荷物入れに押し込んだ。
iPadをあきらめてkoboを持ってきたのは大正解だった。消費が早いマンガでも10冊単位で持っていればまとまった時間を使えるし、小説をじっくり読んでもいい。
飛行機の娯楽システムには映画がたくさん入っている。今回は「スタートレック」と「ホビットの冒険」を観た。両方とも機会があれば観たいなと思っていたものだったからなかなか楽しめた。
到着すると、出発した日の16時。現地社員(日本人)のA君に迎えに来てもらった。その人の従妹が同じ便で遊びに来たということで、一緒にまずは彼の自宅へと向かった。
英語のできる同行者、現地駐在者、1人でアメリカ旅行する女の子、という面々に混じりなんだかとても打ちのめされた。やはり英語、できないとだめだよなあ。
気温は20℃くらいだろうか、とても暖かくて快適だ。A君の自宅は芝生に囲まれた綺麗な住宅街の中にあった。冬場はマイナス20℃にもなって外に出られず、鬱になるとのことだったが、芝はあおあおとしているし花のついた木がたくさん並んでいてすごくいいところだなと思った。
その後社員達で現地事務所へ向かい、次の日以降のためのミーティング。終わって夕食にFISHBONEという寿司バーに行った。午後7時でもまだまだ明るい。5月だと9時ぐらいまで明るいらしい。
ながいながい1日だった。
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