2012/04/01

映画『ヒューゴの不思議な発明』

映画『ヒューゴの不思議な発明』鑑賞。

“映画”そのものがテーマとなっている、とても良い映画でした。個人的には映画史に残るような記念的な作品と言ってもおかしくないと思う。僕の下手な感想文など読むより、実際に観ることをおすすめしたいです。

巨大な駅でひとり、構内あちこちにある時計の螺子を巻いて暮らす少年ヒューゴ。
泥棒で食いつなぎながら父親の形見である機械人形を修理することを日課としていたが、あるとき部品を盗んでいたおもちゃ屋の主人に見咎められる。

3Dで観るフランスの街並み、複雑な構造の時計台の中を走り抜ける演出は非常に美しいです。
時計仕掛けのおもちゃや機械人形、それを愛するヒューゴや彼の父親がとても身近に感じるのは自分が工作好きだからなのか、観客みながそう感じるのか。
ヒューゴがネズミのオモチャを修理するシーンでなぜか目頭が熱くなったりしました。

昔の映画製作を回想する場面も感動的でした。物を作るということ、エンターテイメントを作るということについて考え直させられます。
僕が今まで携わってきたもの、それが世の中に出た後、きちんと役に立っているのか打ち捨てられているのかな、などと思ってみたり。
僕はこうして“ものづくり”についてのメッセージを多く受け取ったけれど、他にもいろいろな要素がちりばめられており、ファミリー向けとしてもとても良い映画です。